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2023/07/13夏の準備

H.teshima

 昨年の写真です

梅雨明けしそうな灼熱です。九州の渓流も水温が上がり、簡単には渓魚は出てこなくなります。こうなると近場のライトソルトも面白いですよ。
 ロッドはアルセドクライマーACB524MS

この時も暑かったー。つばの大きなハットが必携です。キャップでは耳も首も焼けて疲れ方が段違いです。春に好評の内に完売したダウンフォースハットに、夏用のオフホワイトを作ることにしました。最終確認サンプルも届きましたので、こちらも受付準備をします。50cmクラスのチヌが水面を割って出てきます。今年はヴァンプミノーでも試す予定です。 さて、カスケットの渓流用ブランクにEVAで作ったボロンハンドル。昨年多くの方から「ずるい、販売用も作れ!」とご意見いただきました。 この楽しみは皆さんにもお分けしなければいけませんね。今年は6ftハンドルも作りますので夏のライトソルトがより楽しくなるはずです。 昨年の模様、ヒットシーンも面白いですよ。 8月納品分の予約を昨日こっそり開始。すでにご注文があり、9月納品分の受付となります。できるだけシンプリに仕上げて、特別価格でのご奉仕です。こればかり作るとボロンハンドルが不足しますので数量限定とさせていただきます。

本日の道具

シムスブーツを僕はウールフェルトに交換して何年も使っています。ウールフェルトは化繊のアクリルフェルトと比べて、最後までクッション性が保たれ、岩に食い付き(フリクションという)がよくなります。 対してデフォルトのアクリルフェルトは踏めば踏むほどに圧縮が進み、硬くなっていきます。結果、岩への食い付きがなくなるので滑りやすくなるのです。 ウールフェルトの弱点は減りやすい点です。本気で滝に挑むシャワークライマーはウールフェルトを3〜5回の遡行で履き替えると言います。ブーツは大事なギアですが、そこまでの難所は攻めないので、もう少し保って欲しいと思いますよね。そこで僕は減りを遅らせるために周囲にスタッズを打ってみました。*アクリルフェルトで行う足裏中央部にスタッドを打つことはウールフェルトのクッション性を損なうのでおすすめでありません。 僕の減り方を見ていると足の外側とつま先、踵周辺から減ることが多かったので、この打ち方をしてみました。内側はあまり減っていないので打っていません。(やや過回外かもしれない・・?) とりあえず、この打ち方を3回試していますが、ある程度減り防止の効果はあると思います。貼り付けたフェルトの剥がれ防止にも貢献です。安いステンレスビスをこれでもかと打ってみましたが、次回はもう少し減らしても良い部分と入念な部分を分けてよさそうです。 朝から夕方くらいまでの釣りを15回ほどで、踵もこれだけ残っています。これは効果があるなと喜んでいたのですが・・・ つま先のスタッズがいつの間にか抜けていて、ここから一気にフェルトの減りが進行しています。(大ショック・・・ガーン!) 横から見るとすでに本体側まで出ていることがわかります。ほかの箇所はまだ減っていなかったのに・・・。

ウールフェルトにスタッドを打つ時は以下の点に注意。
(1)自分の減り方をみてスタッドを効果的な場所(おそらく外周のみで大丈夫です。)
(2)出来るだけ外周の縁に近い場所にしっかりと3〜5cm間隔で打ち込む。
(3)つま先が特に減るのが早い方は念入りにつま先の周囲に打って、時々確認してください。
*スタッドを打ち込むことが可能なブーツを選んでください。シムスのフェルトブーツは大丈夫です。
外周からフェルトが減っていくことを考えると、周囲をビブラムにしているG4プロブーツのフェルト面にウールを張り足していくのもありかと思ってしまいますね。すでに廃盤ですが、意外と素晴らしい製品だったりして・・・。今なら数足、在庫あります。

本日の道具

追加に次ぐ追加で作ってまいりました「ライオンピンバッチ」のスプリングキャンペーン(¥55,000・税込ご注文の方にプレゼント)は残りわずかとなりましたので、あと10名程度のご注文を持って締め切りとなります。とりあえず7月12日で終了とさせていただきます。早い時間に終了した場合はご容赦ください。

2023/07/11サーフェイストラウト

H.teshima



デビー&ヴァンプで目指したものは「サーフェイスに誘い上げるトラウト」です。多くのミノーはヘヴィシンキングな、沈めるスタイルが多いですが、まさに真逆の路線。
「表層で釣れれば面白いだろう・・・」とは思っていましたが、想像以上に釣果が伸びたことにも驚きました。(指を刺しちゃうくらい・・ね)
 小林様より(無黒点・ホウライマス・北海道)

カーペンターで狙うヒラマサやモンスタープロデュサーのイトウ、アメマス時にも書きましたが、水面近くではターゲットはルアーを見破りにくい。そして大型が出やすいことを今回トラウトで、「静と動」の二つの局面で垣間見ました。 モノクロームミノーの作者、滝くんやBu~uさんの協力を得て、それが本流アマゴ、サツキマスに転化応用できることを教わりました。彼らは大型トラウトを狙って獲ります。
小型をたくさん釣って、大型が混ざる。そういった釣りもあります。
しかし大型が釣れやすいメソッドが分かり、それに特化したミノーやプラグがあれば、もっと釣りが面白く、深く、充実したものになります。
 Bu~u様より(バス、来ると思っていました!)

今回、掲げたSURFACE TROUT METHOD。メソッドは「知識の研究」というのが語源。カスケットロゴがトラウトライオンの隣に掲げる獅子紋章に込めた意味こそ、水面で釣る至上の楽しさとあらゆるモンスターターゲットへの研究であります。

2023/07/10大雨の影響

H.teshima

朝なのに真っ暗。またしても梅雨末期の大雨がきました。先週、ご注文いただいた商品を本日(月)発送予定でしたが、運送でも影響が出そうです。 分かり次第このページでお知らせします。 しかし、この雨が過ぎたら過酷な暑さがやってくるんだろうな。降りすぎ暑すぎもいけませんが、のぼせ過ぎもいけません。。。たいていよく釣れている時は注意です。グロいので写真小さめです。 この前日にプライヤーを落として、短いスプリットリングプライヤーで外そうとしたのがいけなかった。。。魚のバイトシーンは撮れてないのに、この指へのフッキングシーンは撮れていたという。。。 こんな小さなプライヤーで魚を外すのは危険ですよ。(当たり前かー!)針も一発で折れるようにニッパーを常備!もう二度と使うことがありませんように・・・

自分の指を刺してまで、釣り続けた新作のフィールドレポと新しいミノーの予約は今月か来月に予定しています。

本日の道具