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2024/01/24デビー37F

H.teshima

デビー37mmが出来上がってきました。これからサインを入れ、販売準備をいたします。
Debby 37F
全長:37mm
重量:3.3g(ボディのみ状態)
軽量ですが、ボディ自体も小型で安定して飛行する形状なのでよく飛びます。
オールセルロース仕上げ・フローティング
カーペンターとカスケット、クルーズとの共同開発、KLLサンダーストラック、M、Lが入荷しました。ブランクに変更はなく、組み立てはカーペンターで行われております。キャスティングが面白いですが、時に裏でジギングをすると良い反応を得られることもあります。もうじき来る春にも活躍しそうです。まだお持ちでない方はぜひご検討ください。

本日の道具

昨年、特にデビーを使う場面で活躍したのがループノットフックでした。トリプルフックやシングルも使い、なんとなくしっくり来たのがループノットのツインです。使用したのはスプロートベンドとサクラマスジギングフックのタイプでしたが、ラウンドベンドタイプも追加製作してみました。ライナップが増えたので、こうしたナチュラルドリフト系のプラグやスプーンなどで活躍が広がりそうです。直接スプリットリングにループをかけて使うことも可能ですが、僕はマイクロリングで作っておいて、スプリットリングに入れています。(下写真) ちなみにデビーは最小の32mmと37mmのどちらもラウンド・ツイン#4-8を入れても止水ではプカリと浮きます。しかし流水で着水し、一旦沈む間の流れが強いと浮きが遅くなり、またラインスラックを与えすぎるとドラッグが掛かりすぎて、沈みます。これはドライフライでも避けたい状況で、テクニックも必要です。フック選びは対象魚、ラインシステムとのバランスが重要です。
針が細い=掛かりやすいが伸ばされる。
針が太い=掛かりづらいが強引に寄せられる。
ナイロン=フッキングタイムラグはあるが、クッション性あり。
PE=伸びずにフックアップできるが、身切れの恐れあり。
*上記の考察はいつも悩ましく、正解は場面毎に、そしてロッドの性能、経験にも依る部分がありますね。(各自悩んでください。) マイクロリングを通してセットした針を持ち歩けば、アクションや浮力に応じて、また針が悪くなれば交換も現場でできます。ぜひ活用ください。このフックのデメリットとして、ただ巻きを重視したミノーにはお勧めしません。ツインフックのせいでピッチが落ちたり、動きが小さくなる。狙ったアクションが出にくくなると思います。

本日の道具

2024年、今年も出来立てのナイロンラインをお届けします。2月中旬の完成予定で受注を開始します。カスケットフリークには性能は言わずもがなですが、今年はチャレンジカラーとしてクリアピンクを企画しました。これは主にデビーの釣りで試したいことがあるからです。現行グリーンでも、先の動画の通り、食いに全く問題はありません。さらに密かに試しているデビーシンキングでクリアピンクの有効性を見てみたいのです。 フロロとナイロンでは屈折率の違いもあるので一概ではありませんが、先にデュエルから魚に見えないピンクフロロが発売されて注目です。トラウトプラッギンはナイロンなのでピンクフロロまでの効果はないと思いますが、動きで挑発させるのではない、ナチュラルドリフトの際にラインのステルス性で多少の効果を期待するというわけです。 クリアピンクは視認性もあるのでトラウトプラッギンで出して欲しいという声もありました。なおクリアピンクは4LB、5LBのみの展開です。皆様にも試していただきたいですね。さて来年の定番カラーになりますか?よろしくお願いします。
 50m毎シールがとても経済的に使えると評判です。

本日の道具

 グリーン、8LBでもしっかり食ってきます。