2020/02/19アウトバックビリーバーの説明
「アウトバックビリーバー」そろそろ説明に入ります。Outback believer OBB60M(スピニング、ベイト共通ブランク)、6ftボロンハンドルタイプ
ルアーウエイト:3-10g、ライン:NILON 4-6lb、PE~0.8号、仕舞寸法:44cm
このロッドの名前は奥地信者という意味ですが、同シリーズのコンセプトはズバリ「旅するパックロッド」です。
カスケットのパックロッドというと「アルセドクライマー」がすでにありますが、アルセドは源流志向であり、アウトバックは本流トラウトも視野に入れたものです。
つまりバットパワー弾性がアルセドよりも1.5〜2倍は強く設定。北海道や海外の鱒釣りでは渓流域でありながら40〜60cmがターゲットになり、相応のバットパワーを必要とします。よってハンドルは6ftボロンハンドル(C、Dタイプ)を採用。(5ftボロンハンドルは装着できません)
ここで面白い設計にしたのは大型鱒対応でありながら、渓流用の小型ミノー(5cm)も投げやすく作った点です。ゼロ不可で投げられるスピニングならいざ知らず、スプールを回転させて放出するベイトタックルではどうか?この点においてはご存知、EnjoyFishingChannelのangler saito氏に検証してもらいました。ティップのカーボン選定、線径、テーパー角度、全てにおいて繊細に繋がるパックロッドを印籠継ぎで完成させるのは日本の熟練職人です。このキャストフィール(気持ち良さ)の表現は先のマークスパイダーで黄金律を見つけた僕らにしか世に出すことはできません。さて検証結果はすでに斉藤さんの動画でご存知の方も多いですね。(早く見たい方はこちらEnjoyFishingChannel)
繊細なティップからミッドセクションはパックロッドを忘れるかのようなベンディング。トップガイドのラッピングだけセンサーティップのイメージでオレンジとブラックを反転巻きの仕上げです。即応しつつ粘りへと繋がる4番へのバットパワーは60cmクラスの大型鱒が瀬に入ってもリフトしてくるパワーを持ちます。(それなりには苦労しますよ。笑)つづく。







ようやく冷えてきた2月に震えながらも少しホッとする自分がいます。
見つけた正解が無情に裏切られることも多々ですが、自宅に帰ると実はそのハズレは微細な違いだけだったり、積み上げては崩していく作業を繰り返して釣りの精度は上がる気がします。
ジギングはトップよりも地味ですが、ぜひオフショア好きな皆様にはカーペンターのロッドでトライして欲しい世界です。今なら安価で入手困難な「強化レギュラー仕様」が手に入れるチャンス。いつか始めようと思っている方はこのタイミングをお見逃しなく。
我が家の愛犬クッキーも17年目を迎え、すっかり老犬です。昨年末からこのネズミの着ぐるみを着せています。北欧生まれのくせに寒がりなんです。白内障でほぼ目は見えず、暖房前か窓辺でぼーっと過ごすのが日課ですが、料理を作り始めると足元まで来て、僕が何か落とさないか狙っています。とりあえずまだ近くの散歩は行けるくらい元気です。
GRAY MOUSE 2020。渓流の大人の遊び、ご堪能あれ。販売告知はまたいたします。皆様もいい週末を!
本流に湖に活躍するファルコン70、88を今年も作りました。
今年の70mmは渓魚カラーを二つ。そしてサクラマスはガチのベイトフィッシュカラーで製作しました。相変わらずの少量生産ですが、クリアウッド野木さんがオールセルロースで丹念に仕上げたハンドメイドミノーです。皆様にもいい釣りを!
ロッド:
ロッド:バルキーバックBBB88XHS
このサイズのレイクがグイグイ引っ張ったら・・・楽しそう・・・。
さらに追加・・・!(下)美しい体色、素晴らしいコンディションのブラウンです。
てしまより:大森様、今年ももうすぐ始まりますね。また僕らがワナワナするような投稿を送ってくださいませ。あの中禅寺湖のオカッパリで午前中だけで12匹も釣ってしまうとは驚きました。流石は数々の大会で優勝、入賞される手腕でございます。今年も宜しくお願いします。
