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2019/04/18斉藤様投稿

H.teshima

トラウト活動家のsaito氏の動画が公開されました。呆れるくらい毎日トラウトを追いかけているようです。「何してる人なの?」って僕に聞かれても困りますが、ユーチューバーになろうとは思っていないようです。
さて、カスケットでチューニングされたアンバサダー2500Cが各地で活躍している様子で嬉しいかぎりです。実は、渓流の軽量ミノーを軽快に飛ばすには古い作りのアブがシンプルで最強なのでは・・・とsaito氏も言います。そんなチューニングを支えるのがアベイルのパーツ群です。ようやく入荷しましたので、これから進んでいなかったチュー二ング作業にも入れます。アベイルのパーツは取り替えるだけでも十分違いますが、あと少しの手間を、そして入念にかければ、なお使いやすいものになります。ここはチューニング職人の腕の見せ所ですね。期待してますよ。赤間さん!

本日の道具

2019/04/17渓流探訪の愉しみ5

H.teshima

渓流で遊ばせてもらったら、その地域の地物も楽しむこともおすすめです。思わぬ発見、思わぬ情報を入手することもあります。打算的な僕は以前、わざわざ川が見える食堂に通っては顔を覚えてもらって、国土交通省の数位計だけでは分からない濁りを教えてもらったりしたものです。 さて日田は、豆田の町並みでも有名ですが、その川を渡った向こうに美味しいうどん屋があると川で出会った和尚さんが教えてくれました。なんでも裏メニュー的な釜玉うどんがあるらしい。早速、森山さんと行ってきました。乗っているのはチーズにバター。 うむ、和製カルボナーラか・・・と思いきや、まずは半分だけ麺を食べてくださいと言われて、、、、食べたら持って行かれた、、、、!? すると再び店主が運んできた椀には、肉+明太子+わかめが足されて戻ってきました!! これは一杯で2種類の味を楽しめる「大超寺スペシャル」という裏メニューらしいです。ペコペコだったお腹がめっちゃ喜んでいます。 豆田の町は渓流の帰りによく子供達を連れて歩いた懐かしい場所です。お土産屋の軒先を通るだけでお祭りに来たようなワクワクした気持ちになりましたね。 さて現在、サービス中のシムスのステッカーには「BUY LOCAL」の文字が先頭にあります。国境を超えてアメリカでもこんな考えがあるんですね。このほかにもお蕎麦屋、温泉、ジビエ、、、、渓流探訪の愉しみは尽きません。そうして道具編はまたいつかまとめます。皆様も素敵な釣りを!

2019/04/16渓流探訪の愉しみ4

H.teshima

渓流探訪の愉しみ・その4
先日の日田漁協の釣りより続編です。 山奥の渓流、町を流れる川に我々が取り憑かれる被写体となる魚がいます。それが日本の鱒族、トラウトフィッシングです。
「フォトランディング」という言葉は以前、鱒の森の連載当時、広告で初めて使いました。
ただ釣るだけでは飽き足らず、その美しくもゾクゾクさせられるような渓魚の眼光に僕らはカメラを向け、夢中になりました。
そうして「トラウト=写真に綺麗に収める」という活動がいつしかカスケットの顧客様にも定番となっていきます。
大の大人がひざが痛いのも忘れ、袖が濡れるのも気にせず、夢中に渓魚にレンズを向ける。この時間がどれだか楽しいかを知ってほしい。自己満足の最高潮を味わえること間違いなし。このフォトランディングがクセになると、釣った後に脱走されると痛く悲しくなります。写真に収めないと釣った気がしないという方も出てきます。これは熱を帯びたビョーキです。 さらに言うと、携帯で撮るよりもしっかりしたカメラとレンズで収めると、単なるSNSの自慢や記録だけではなく、趣味としての満足度が増します。それに自宅に帰ってからの写真整理や現像で新たな発見もあり、映り込む道具にもこだわり始めてきます。こうなると高熱のビョーキです。 渓流で写真を撮るときのアドバイスをいくつか。
(1)まずは構図も気にせず一枚撮る。やはり一枚も撮れていないと後悔が・・・。

(2)写真のためのイケス作りは楽しい作業です。石を組んでしっかり構図が整う場所を探します。綺麗な水を通し、大枠を組んだら魚の下は小石で調整。浅すぎると嫌がるし、深すぎると逃げます。

(3)構図、露出の加減はお好きに。ただシャッター速度だけは要注意。カメラのプレビューでは意外と手ぶれや魚の呼吸で口元がブレたことに気がつくいです。 初心者の方はプログラムオートが便利ですが、シャッター速度優先にもして最低でも1/100秒以上よりも速い速度で数枚は撮っておいた方がいいですよ。

(4)マクロ(寄れるレンズ)はあった方が小さな渓魚でも楽しいと思う。
日田漁協管内ではアマゴはもちろん、九州では珍しくブラウントラウトが釣れる河川もあります。日田漁協からのお願いにもありましたが、ブラウンは雑魚(その他の意)扱いとして、遊漁券が必要です。 裏技:実は・・・ボロンハンドルはブランクが外せるのでロッドと渓魚を写す時に、リールを水中に付けることなく、ブランクをスポッと外して大胆な構図を、自分だけの広告写真のように収めるのが僕の好みです。これ、カスケットのロッドだけだと思います。

次回のボロンハンドル今週の金曜日(4月19日)に決定したしました。

本日の道具

やっぱり、このダークグレーのシムスウエーダーが好きだったという方も多いです。 この色が継承されているのはもはやG4シリーズのみ。たいへん丈夫で高価なウエーダーですが、ヘヴィユーザーはもちろんですが、釣行回数が月1回程度で、良いものを長く使用したいたい方にもお勧めできますね。スタッフ康平の全種類着てみたシリーズをご覧でも分かる通り、このウエーダーだけ裁断が大きめなので、サイズはJSでピッタリ、僕は厳寒期の着込む時用にこのウエーダーを使うようにしています。 僕は相変わらずのシムス推しですが、パタゴニアのブーツ、僕も一足は欲しいなと思い、ビブラムのサイズ11を降ろすことにしました。 (僕はシムスでは10を愛用です。) 初めは源流用にも考えていましたが、僕はやはりフェルトソールでシムスの足首ガッチリタイプが安心で好きです。 よってパタゴニアは高低差のないサーフや登山道、牧草地、乾いた場所をメインで考え、ビブラムソールを選択。 サイズはジャストよりもソックス調整できるように11(10.5という感覚)。足が痛くならないように、サイズもゆったり目でくるぶし付近が柔らかなこのブーツを選んでみました。数回使ってまたレポ致します。

本日の道具

2019/04/13MP145とアルミボックス

H.teshima

「MP145とアルミボックス始動の話」
今日は字が多いですがMP145所有の方はぜひ最後までお読みください。 MP145(MONSTER PRODUCER)を入れるのに良いボックスはありませんか?とは僕が行く先々でよく聞かれます。僕は昔からサクラマス用のディープダイバーやこうした大型のプラグは前後のフックをシリコンゴムで止めてアムコのP9にガサッと入れています。このボックス、両面開きなのでかなりギュウギュウに入れていても裏から開けば、取りたいものがすぐに出てきます。 携帯にも便利な小判形、ルーカステイラーの腹ポッケにもすっと入ります。このボックスを欲しがる方が多くいることが分かったので、この度さらに使いやすくして自社製作することにしました。もちろん、渓流用にコンパートメントも企画したいと思っています。 さて、MP145ですが、僕の説明に少し不足がありました。というのはこのミノー、まず初めて使う方はトリプルフック(145は#2)を前後につけてアクションを確認してください。よくミノーはトリプルフックで設定されているといいますが、まさにこのMP145もトリプルではじめて最高の、狙いのアクションが出ます。トラウト、特にイトウ釣りではシングルフック推奨を言う地域や声もあり、シングルフックを企画しましたが、アクションはかなりスポイルされると言って過言ではありません。このことは過去ログにもヒラマサの話で書いています。そもそもシングルだから魚に優しいとか、イトウにとっては人間勝手な言い分です。 これも以前にも書きましたが僕がシングルを使う理由はその方が釣れると思う状況があるからです。正確にはシングルセッティングをしたルアーもあるし、シングルで即掛けしたいパターンもある。実は先日の支笏湖で、同行の方が合わないシングルフック装着でせっかくブラウン出てきたのに、次のアクションがエラーとなってしまい、捕食をやめるケースが2回もありました。まずはこのミノーのアクションを知って頂くためにトリプルで動きを見て欲しい。そうしてから適正なシングフックの考察を始めてください。またこれも引き波の起きにくい湖でようやく分かったのですが、ガード付きのシングルフックはお腹だけでお尻のフックには使わない方が良いです。かなりこれも悪影響を及ぼしています。対処法としてはお尻のフックだけガードを切れば良いわけですが、勿体無いのでガードなしのシングルフックも追加製作することを決めました。(発売はすぐにはできませんが・・・・)まずは予告のみでご勘弁を。