往年の名作リールが入荷。分解清掃してみると、ふむふむ、こうなっていたのかと先人の知恵に驚かされたり、今でもこれで良いんじゃないかと思ったりするわけです。
最新の大手ブランドのリールは専用工具が必要で自分で分解できないので、まだ一個も持っていません。(苦笑)鱒釣りはフライに代表されるように大昔からあまり変わらない道具で数釣りも大物釣りができるのも魅力なんです。なにより様式美という捉え方を渓流・鱒釣りに持ってくだされば、時にはこうした古いリールで鱒を狙うのも一興というものです。ささ、トラウトオフはたくさん回り道しましょ。(笑)
最新リールに慣れてしまった方もC3などはベールを手で返せるし、ハンドルも左右変えれるので十分使えますよ!
クラシックスピニングリールが米国より入荷しています。只今、詳細画像など公開準備中です。割と程度の良い個体ばかりが届きましたのでオールドファンの方々は期待いただいて良ろしいかと。公開日時は予告しませんのでご興味ある方はチェックいただきますようお願いいたします。
HEADWATERS FLEECE HALF FINGER GLOVE
ニュージランドのモーテルの窓から見える森の眺めが好きでした。この窓に僕がいつも干していたのが、シムスのフリースグローブです。
暖かで濡れても乾きが速い。2セット持って行っていき、交互に使うのです。少々の雨ならフリースが厚いので中が濡れるまでには時間が掛かります。
いよいよ寒いとオールフィンガーグローブ(カスケットにて製作中)ですが、指空きの防寒用グローブは今のところ、これが僕の一押しです。初秋〜冬〜初夏まで使えます。価格も手頃!気に入って、かなり大量に昨年から仕入れていますが残りわずかになってきましたよ。在庫のあるうちにどうぞ御検討ください。
注:下写真のミノーは販売予定ではありません。
「次は何が販売予定ですか?」と聞いてくださる方々がいます。
もっと具体的に言うと、「ボロンハンドル」「ミノー」「ベゼルグリップ」「スタッグモデル」などカスケットのオリジナル関連のご質問が多いのですが、どなたにも「ホームページ(各スタッフのニュースページ)の情報発信」をチェックくださいとお願いしています。
販売を心待ちしてくださるのは嬉しいのですが、聞かない方の立場になると僕は不公平を感じます。真面目に待つ方が不利になることはしたくありません。
それでもブランクなどお待ちの方が少しでも優先されるようには配慮しているつもりです。ですから個別にこれ以上の有利な情報は引き出せませんので、どうか皆さん、お聞きにならないようお願いします。
こう書いていても聞き方を変え、(知らないふりをしてる?)聞いてこられる方がありますが、毎回上記の理由で「予告も含めてニュースチェックをお願いします」と素っ気なく返信しますのでどうかご容赦ください。スタッフ共通の認識です。わざわざ玲子を呼び出したりしないでくださいね。。。(苦笑)良い週末を!
秋の夜長に来年のトラウトの準備をコツコツとするのが楽しみです。しかし今日は少しこれからの釣りを考えさせられる議題をひとつ。
それはパタゴニアが製作したダムネーションなどの河川環境問題の連作シリーズで「アーティフィシャル」と名付けられたフィルムです。
動画は長いので要約すると、「養殖魚の放流が天然魚を減らしている。」という問題です。
初めは僕も「え?」となりました。続けて養殖魚を買うな、食べるな、川に放すな。となります。「え、えー!?」
このショッキングな啓蒙は、ここまで放流事業で成り立ってきた日本と世界の鮭鱒の釣りと養殖事業にとって、今はまだどうすることもできないと思います。
しかし、分かってきたことを認知すれば、これから始めようとする新たな場所にはこの失敗が繰り返されないはずです。
まずはこうしたことの確認作業として、どこかがモデルケース(河川)になることも重要だと思う。(個人的にはダムを壊すといった過去にない英断を下した球磨川などが先駆けたらいいなあっと思ったり。)とりあえず、まずはこうした事実を知る人を増やさなけらば先には進まないと思い、今日はこのフィルムを紹介します。