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コロナですっかり調子が狂った今シーズン。いよいよ終盤に向け、投稿レポもご紹介します。 もう一つ、進行中というか、実験中のプラグがあります。その名も「タニシーシャッド(仮)」。支笏湖ではいつもお世話の小林さんとの会話から生まれたタニシ型クランクです。 そもそもブラウンって何で黒いクランク食うのかな?という話から、一度お腹から大量のタニシが出たよと聞いた。そこから、ひょっとすると強風時、タニシは浮遊して移動するんじゃないかという仮説になって、このタニシ特化型のプラグ開発に繋がったのです。 まだまだ確証は得ていませんが、小林さんが使い方も含めて研究中です。実はこのアイデア自体は2年前からあり、小林さんの孤独な実験は続きます。(・・・のはずです。笑)ともあれ、支笏湖以外にも芦ノ湖やイワナにも使えそうな面白い発想なんです。商品化は分かりませんが、カスケットの実験活動の一つとして「タニシーシャッド」紹介しておきます。 ロッド:トライアンフTRB83HS、スーパーディスティニィSDB74MHSなど。

2020/09/04ファルコン再販の予定

H.teshima

今年の九州は豪雨、熱波に台風、参りました。連日の北海道ネタ、恐縮です。
先にサーバー混雑を引き起こすまで人気を博したファルコン新型「フラットファッツ・ F-II」は今年度中に再販予定がありますから安心してください。写真、トラウト活動家angler-saitoさんがテストで使ってくれたプラッギントラウトも次回着色の予定です。人気があったファルコンヤマメももう一度企画します。
さて、販売会時のサーバー混雑ですが、何度か目に見えないリニューアルを繰り返し、私達の規模では最大限のサーバー環境を敷いています。CPU数、メモリなど通常時の動向を見ていただければ、かなり速い環境だと思います。混雑時を基準に、これ以上の規模、システムを求めるのはコストが釣具の規模に見合いません。何卒ご理解いただきたく存じます。もちろん今後も技術が進むごとにリニューアルは繰り返す所存です。

人気商品も渓魚を狙うかのように、熱くなるも清々しい気持ちでご覧になってくださると幸いです。
開発中のロッド達を「旅するロッド&リールケース」(シムス・バウンティハンター)に収納してみました。ロッド収納部分にはルアーロッド9ft6inchクラスを2本、8ftクラスを2本、6ft7inchを2本の合計6本が入っています。ブランクはいずれもプロトタイプですがパックロッドの開発を強化していることが窺い知れます。96が横幅きっちりに入っている通り、このバッグありきでの最大長、採寸割りをしました。このケース、きっと皆さんが必要になりますよ。ちなみにフライロッドならガイドが大きくないので袋なしならば8本は入りそうです。丸筒ケース入りならば4本は収納可能です。 先般、オススメの新型SIMMS GTS Rod & Reel Vaultが早々に完売し、同型がある内に入手しておかないと落ち着かないという方に向けて旧型の在庫を入手。新旧比較とともにご案内します。ロッドコンパートメント、リールコンパートメント、蓋裏にメッシュポケット(3機室)のおおまかな仕様は共に同じです。旧型の方が中が少し広いです。どちらもリールコンパートメントの仕切りは取り外し、位置調整可能。 ★旧型:BOUNTY HUNTER VAULT(画像左)
 サイズ:約89 × 30 × 16 cm 重量:約3.0kg 価格:26,200円(税抜)
★新型:GTS Rod & Reel Vault(画像右)
 サイズ:約86 × 27 × 15 cm 重量:約2.3kg 価格:27,000円(税抜) ご覧の通り、新型の方が一回り小さくなり、外側に大きなポケットが付きました。新型は同シリーズのキャリーバッグ「Simms GTS Roller 110L」に合体することが可能です。裏面はどちらも取り外し可能なショルダーハーネス付き。共に引き出し式のネームプレートがあります。(ネーム入れはあまり役に立ちません。) そのほか、旧型には取り外し可能なショルダーストラップがありますが、新型では省略。旧型にはジッパー同士を南京錠でロックするための穴が設けられていますが、こちらも新型では省略です。旧型は残り8個です。新型GTSは2021年春までに入荷予定ですが、万一コロナなど不測の事態で未入荷となりましても当店では責任は負いません。ご理解の上、ご予約ください。

ちなみに、GTSとはGear Transport Systemsです。

本日の道具

どこ? えっ? そんな小笠原さんと、今年は運が良ければ上の写真のところへ行きたかったのですが、このコロナ禍でもちろん断念。ロシアからもお誘いがあったのですが、行き帰りのコロナ対策による隔離期間の合計が約1ヶ月も余分に過ごすと聞くと、とても行けません。(NZもまだこの状態らしい) そんな中、秘かに準備を進めていたプロトロッド(4pcs)が完成。これはソルティスペイサイドの系譜を継ぎながら、世界のイトウ属を相手にしたいと初めから「Ruinos Huchen(Expedition)」ブランドで企画しています。このロッドはまだワンオフ的な製作で一般向けの販売はありません。このロッド、1本はロシアに旅立ち、もう一本は小笠原さんの元へ行きました。 これまで作った竿の中で最も豪華で高価な仕様にしましたが、もちろんお二人には実費購入いただいております。時々、カスケットのテスターになりたいとか、こんなの作ったらなどご意見いただきますが、うちにそんな余裕はありません。こうした案内は僕が釣果や釣り方の話を聞いて面白いと思った方やお世話になった方に時々提案することがある程度です。 そして、もう一人のイトウ常連の片岡様にはビッグベイト用のワンオフ・ブランクを試してもらっています。すでにメーターオーバーと巨鯉(ネットはマクリーンの3XL!)も捕獲。ジャパントラウトの最高位とも言っていい巨大魚イトウへの夢が膨らみます。 「Ruinos Huchen」ルイノとはアイヌ語で激しいという意味、Huchenはイトウ。宗谷で僕にイトウを教えてくれた川村さんが名付けた名前です。この名前を世界のイトウファンに広めたい。僕の目標です。
北海道は「イトウ釣り日記*」管理者の小笠原さんからイトウの便りが届きました。(*現在はインスタの方が更新多いのかな?)氏は僕にマクリーンネットを推進してくれた張本人です。氏が使ってくれているソルティスペイサイドは現在イトウ愛好家に向けて「ルイノスヒューチェンver」として製作しているブランクです。最近、このブランクの評価がイトウや鮭、シーバス、アカメからも上がっています。(アカメは記録級だったんですが、ご本人の希望で非公開。) 2020年春、ソルティの名に恥じぬ海でもこのロッドは活躍。ちょうど愛知県から遠征で居合わせたカスケットユーザーの岡村さんが彼の写真を撮るという偶然。いや、小笠原さんは僕が行けないということで「手島コスプレ」で登場するという遊び心に、「これはもしや・・・」と岡村さんがすぐに反応。(笑)こうした二人のエピソードに僕は嬉しくなりました。 もちろん岡村さんもイトウをキャッチ。長らく作っていないヌーヴェルヴァーグ。販売サイクルが長いので、これも再販要望の多いルアーです。 そう、小笠原さんは若くて痩せています。(僕とはすぐに見分けがつきます)つづく・・・

本日の道具