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2022/01/14アベイルパーツ入荷

H.teshima

ABU2500Cチューニングのお問い合わせを頂いております。ハイギアパーツなど入荷分を更新しております。チューニング依頼の方は在庫の少ないパーツもございますので早めにご注文ください。なお、当店に在庫がなくてもアベイルに在庫のあるものは取り寄せ可能です。お問い合わせまたは注文備考欄で申しつけください。
アベイル在庫ページ】【こちらの2500C特集ページからでもご覧になれます。

2022/01/132500Cチューニング(3)

H.teshima

「古アブ、アンバサダーで小型の渓流ミノーを飛ばす。」という命題は先に紹介の2段階でほぼ完結します。ここからは自己満足の世界です。最新のリールが200g弱ある現代でアベイルパーツをこれでもかと組み込むと2500Cは176gに。(*未発売のBBプレートも交換済み)僕は外見はオリジナルに近く、中身が最新、そして持った瞬間、驚かせる高性能を目指してみました。

【お勧めレベル3】*もう究極を見たい方はここまでやっちゃいましょう。
(11)オフセットフレーム
軽量なのはわかるけど、、、っと言いつつ躊躇っていた人が二個目を買ってしまうのがオフセットフレームです。この軽さとオフセットのパーミングを経験してしまうと全部のアブを変えてしまいたくなりますよ。古い機種にありがちなフレームの変形での不具合も一気に解消ですね。 【オフセットフレーム販売ページはこちら (12)スタードラグ交換
軽量化と豊富なカラー展開でリールのドレスアップが可能なのですが、、つい純正と同じものを選んでしまう。軽いと感じながら使うのは単に自己満足です。
  【スタードラグ販売ページはこちら (13)メインギアブッシング交換
(14)アルミクリックホイール交換
これも見えないチューニング。どこまで軽量化できるかの究極を見たい一心です。2ピンだった方は4ピンの効果(ハンドル90度回転でクラッチを戻すことが可能)と遊びの少ないアンチリバースは嬉しい変化かもしれません。
メインギアブッシング販売ページはこちらアルミクリックホイール販売ページはこちら (15)ハンンドル交換
ノブの両軸には二個のベアリング内蔵。ハンドルだけで4個もベアリングを使う超贅沢なハンドルです。本体のアルミ軽量化とボールベアリングでよりスムーズでシルキーなリーリングを体感。リールの巻きで当たりを取るような釣りだと絶対的有利だとは思いますが、ネイティブ渓流だと・・・やっぱり自己満足です。(笑) 【ハンドルセット販売ページはこちら

2022/01/122500Cチューニング(2)

H.teshima

自分で行うチューニングにしても、依頼するにしてもここまでやったほうが面白いですよの第二レベルをご紹介。ここまですると格段に違います。お金も掛かりますが楽しみと満足度は期待以上です。渓流で「やっぱり飛ばないな・・・」と思う方はいっそここまでやってみてください。 【お勧めレベル2】*せっかくチューニングに出すならば、これは追加で依頼した方が良い。
(5)マグネットブレーキ
選ぶスプールによって、マグネット追加方式(AMB1520R/2520R/1540R/2540R)とスクリュー方式(AMB1518TR/2518TR)の2種類があります。蜂の巣に穴の空いたスプールは中央部に板を設け、それに磁石を近づけたり遠ざけたりと現場でも調整を変えやすい「AMB1518TR/2518TR」対して穴がないタイプは外周に磁石を効かせるタイプで現場でも出来なくないですが、ある程度設定してから出掛けなければなりません。意外にどちらもよく効きます。
マグネット商品ページはこちら交換方法はこちら (6)ハイギア化
アップクロスの渓流にはハイギア化はしたいところです。メインギアにはアベイルさんのこだわりで2種類あり、巻き感が柔らかい「真鍮製(13.3g)」と軽量モデル「超々ジュラルミン製(4.7g)」の2種類があります。真鍮はそれだけで面性の滑らかさがあり、ゴロゴロ感が少ない。ジュラルミンはとにかく軽くなります。
ハイスピードギアセット商品ページはこちら交換方法はこちら (7)ピニオンブッシング
純正の2500Cのクラッチの切れにくさを体感したことがある人は多いでしょう。スプリングの強さ調整はチューニングの鍵でしたが、ハイギア化しピニオンとブッシングも両方をアベイル製に変えるなら心配は要りません。ベアリング内蔵でハンドル回転のレスポンスも向上します。
ピニオンブッシング商品ページはこちら交換方法はこちら (8)ウオームシャフト
とにかくあらゆる箇所をボールベアリング化に挑戦した意欲作です。オリジナルと比較して相当に軽くなったベアリングなしでも十分に機能します。より軽量ルアーを軽い力で投げたい方の「2BBモデル(4.1g)」安定の「ベアリングなしモデル(3.4g)」の2種類から選んでください。
(9)コグホイールギア(10255)
スプールとレベルワインダーを連動させるコグホイール。アベイルのコグホイール(5152)は純正のコグホイールを計測で作り上げたものですが、やはり変えたなら同社のギアとの相性の方が抜群です。
ウオームシャフト商品ぺページはこちら】 (10)スプールシャフトスプリング
スプール位置の調整を行うパーツで意外と重要です。ここもチューニングの時は慎重に扱います。切り過ぎたりの失敗の前に予備を買っておきましょ。 【スプールシャフトスプリング商品ページはこちら
さらなるチューニングをご説明する前に、2500Cベイトフィネス初心者の方のために、メカニカルブレーキの基本を書きます。 カスケットでチューニングされた1500C、2500Cはメカニカルブレーキの0(ゼロ)点をスプールが右にも左にも動かない位置の目印としてダイヤル位置を合わせて出荷しています。この位置は非常に重要です。 この位置はフレームに対してスプールが中央に来るように銅板やスプールスプリングの微調整をしています。そうしていざ渓流ミノー(2〜8g*目安)を投げる時はこの位置で投げてください。ですからメカニカルブレーキが不意に動きにくいよう、内部パッキンも必要なら替えて、簡単には動かないようにしています。(オイル塗布して回りやすくしないでください。) この位置ではスピニングのように負荷があまり掛からなくてもラインがスルスルと出て行くはずです。ロッドを振ったらラインが出るとかの調整ではありません。飛びの調整や投げ方の強さ、癖をマグネットや遠心力ブレーキでコントロールしてください。マグネットも遠心も回転力がつけばつくほど負荷がかかってスプールの回転を制御します。投げ方によって好みが分かれますが、僕はマグネットのしっかりブレーキが利く感じが気に入っています。
約50年前のアンバサダー2500Cに劇的な回転をもたらすチューニング。大袈裟に言えば、空冷ポルシェの見た目を変えずに電気自動車化するような変化とも言えます。これだけで奇跡のような作業ですが、これが現代のリール性能を超えそうなのだからさらに面白いのです。ようやくこれから2500Cを手がける方は試行錯誤しながらパーツの軽量化、ベアリング化に挑戦してください。退屈なオフにお勧めですよ。機械は苦手!と言う方はお任せチューニングも承ります。 ABU2500Cを渓流ベイトフィネスに生まれ変わらせるレシピをお勧め段階毎にレポートします。
【お勧めレベル1】*これは絶対やらねばならぬ。
(1)マイクロキャストスプール
極限までと思われるほど肉抜きを施した軽量ジュラルミンスプールにベアリング、コグギアをセットにし「これがオールドアブに使えるスプールか?」とまで言わせた画期的なセットアップです。 意外と重要なのはインサートするスプリングバネの微妙な調整。ベアリングは後述の(2)と同じものを使用します。
マイクロキャスプール販売ページはこちら交換方法はこちら
(2)オープンタイプセラミックボールベアリング
なぜオープンタイプなのか?この答えはオイルの調整(メンテ)がしやすいからです。さらにセラミックボールで素晴らしい軽い立ち上がりが実現。駆動系にベアリングは重要なのは言うまでもありませんね。
HS-1150AIR(AIRセラミックベアリング)販売ページはこちら (3)レベルワインダー
アベイルのレベルワインダーは見た目がオールドなのに純正品と比べ約3分の1と軽量。年代別に縦筋ラインのラインナップがあるのも心憎い!しかもワイヤー部分はラインにやさしい浸炭処理により、PEラインの使用も問題なしであります。
ウルトラライトレベルワインダー販売ページはこちら交換方法はこちら (4)コグホイール(5152)
7本スポーク。自転車のホイールのようにスプール同様、極限と言えるほど肉抜きされ、二軸ボールベアリング。薄型のワッシャーを挟むことで水にも強く、回転はさらに安定化します。カスケット(赤間)チューニングではこのベアリングももちろん調整します。
コグホイールギア販売ページはこちら交換方はこちら