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昨年からリリースしているシェルシリーズ。ついにバルサ版へ拡大です。昨年から企画のシェルシリーズはバルサ版51mmで一旦完結の予定です。シェルシリーズの独特な輝き方はアルミとの違いはもちろん、重量もやや重めでファットになり、厳密にはアクションも異なります。出てきたけど食わなかった渓魚へリトライ、打ち直す際、さっきと違うぞという演出をする場面にこそ使って欲しい設定です。 通常は一度出てきたらもう食わないと決めて、どんどん渓上がりしていく方も多いですが、時には粘り勝ちすることもあります。一発で食いつくアクションと見せて見せて食わせるアクション。バイトトリガーをどこで引くか、見た目の趣きも忘れずに研究していきたい課題です。
フィッシングショーも始まりましたね。私たちの新作も少しづつお見せしていきます。まずは昨年販売したフォレストダウンベストをリファインしたモデルの製作を進めています。より使いやすく、カスケットのアイデアを追加してもらいました。前作とは違うカラーで、ダークブラウンのシックでオールドテイストなストラップベストですが、金具、ポケットの作り方を見直し、フィルソンの名作「フォウルウエザー」を超えるベストを目指して作っています。ぜひご期待ください。 ちらりと新作プラグもお見せします。これは「Debby」と名付けたファルコンの新作、虫型トップウオータープラグです。全長は32mmと37mm。下から見上げるシルエットは春ゼミで、ホットケでも使えますが、水面でのテーブルターン、ティップコントロールでダイブさせ、水面直下を特徴的な「デコリップ」のトウイッチで泳ぎ切るアクションも可能なまったく新たなルアーです。トラウトに限らず色々な魚種にも使えます。他にも多数仕込んでおりますので、カスケットの新作を少しづつお見せしていきます。
ロッド:アルセドクライマーACB524MS、リール:ダイワ22EXIST LT3000S(カスケットエンブレム)、ルアー:TRAD-R50SHS、ライン:トラウトプラッギン5LB、スナップ:パワースピードスナップS

小物といえど、大事なもの。それは色々あるけれど、魚と僕らを繋ぐ「ライン、フック、スナップ」は特に重要ですね。トラウト専用設計と僕が呼ぶナイロンライン、トラウトプラッギンは最新のナイロンと比べて少し直径を太く作ってあります。そしてアタリの取りやすい低伸度ラインでもありません。これらは結束強度を高め、なりふり構わず暴れるトラウトのローリング・ショックをギュウギュウと受け止める性能に特化したものです。 趣向はあれど、あらゆる場面、光量で視認性が高い蛍光グリーン。魚にバレるよと言う人があるなら、カスケットの過去の釣果をご覧ください。さらに50m毎にメーターシールを貼っているので細かな巻き替えが可能。1〜3回の釣行で交換するのが僕のおすすめです。バックラッシュ跡や糸癖が付くまでリールに巻きっぱなしのラインは千載一遇の釣りを成功に導きません。 ルアー交換の多いスナップも重要です。以前はクロスロック派でしたが、富士工業のパワースピードスナップを知ってからこれ一択です。キレのあるアクションに有効なサーキットボード製のリップでラインを切ってしまうトラブルをこの長めのスナップが防止してくれます。また形状の妙で不意に岩などにスナップが当たっても外れるトラブルはこれまでありません。しかも交換しやすい。今季も使おうとたっぷり補充しましたよ。

本日の道具

しかも富士工業が作った製品だけに、ガイドにも通る細身の設計のおかげで、スルスルとガイドから抜いて、アンバサダーのライン止めにも使えます。これで余計な留め具も不要です。このパワースピードスナップをこれからの渓流ミノーイングの最強、最適なスナップとして皆さんにも強くお勧めします。

2023/01/18design & produce H.Teshima

H.teshima

8-9ftハンドルでご注文を受けたエンブレム版ボロンハンドルが徐々に出来上がり、出荷が始まります。
カスケットのトラウトロッドは2004年から製作が始まり、もうじき20年。初めて作ったトラディションの最初の魚はイトウでした。当時から木部、金属部分の意匠・設計は僕自身が行い、続くブランクの企画、ベゼルグリップ、ボロンハンドルの脱着構造など、少しづつ変化を加えながら現在に至ります。忙しくしていましたので、特許も商標権も取りませんでした。最近そっくりなのものが販売されていると聞きます。
カスケットは古くからのユーザーも多く、すべてご承知の通りのはずで、なにをどうすると言うことはありません。これからも淡々と自分の企画を形にしていきます。
初めてのロッドを作った職人とは20年以上・・・。そんなこと思いながら今冬を過ごしております。