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2023/12/31ケルビン予約開始

H.teshima

11月に試作公開をしていたバッグ「KELVIN・ケルビン」の予約を開始します。こんな夜中から開始するのは初めてですね。年越しカウントダウンの大晦日ならではですが、実は私、手島は今頃寝ています。(寝汗)僕と同じく早寝習慣の方、ケルビン予約のために起きていたとしたらごめんなさい。 「ケルビン」とはゲール語で小さな川という意味だと書きましたが、この間、理系なお客様(中村くん)から「絶対温度のケルビンと同じ綴りですか?」と聞かれた。なるほど、調べてみると同じ綴りでした。あれえ、温度と小さな川・・・・はて?・・・と繋がりがないように思えましたが、分子運動が停止するマイナス273度のゼロケルビンとは発見したイギリスの博士の名前(ケルヴィン)から命名されたものでした。つまるところ、イギリスの小川さん?ということかな。こう考えると世界中、名前の由来は住んでた場所の語源も多いのかもしれません。という小話でした。

本日の道具

カスケットの掲げる「つりのある暮らし」このコンセプトは相変わらずです。つまり、釣具が日常の空間(部屋、居間、玄関)にあって、釣りをしない方が見ても、「おや、格好良いね。」と言われたいものです。 カスケットが作るデザインはこれが根幹です。そしてこのウッドスタンドは単純な形状ながら多くのロッドの収納が可能。フライロッドのチューブもそのまま入ります。 リピート製作を繰り返していますが、材料高騰で値上げの連続です。次回製作では値上げもしくは別材料の選択を余儀なくされています。 ウオルナットとオークが入荷。家具でも人気のこの樹種はやはり格好いいです。オイル仕上げで味わいも深みも増す。これから梱包準備、ご予約の方には近日中にご連絡が届きます。

本日の道具

2023/11/15試作いろいろ。

H.teshima

これまで、ずっと欲しかった普段使いのカバンができました。(まだ試作です。)この手のアングラーズゲームバッグは数多あり、これまでにいくつも買いましたが、見た目は良くても、満足のいくものはありませんでした。
僕が欲しかった普段使いのカバンとは・・・
(1)コンパクトで薄型であること、中には普段持ち運ぶものプラス1点入る最低限の大きさ。(普段入れるもの:鍵、携帯電話、手帳)ちなみに手帳は高橋のB6サイズを愛用です。 (2)外側にポケットが欲しい。見えるネットポケットは忘れっぽい僕に最適。スマホ、乗車チケットなどを入れて、常に確認できる。 (3)本体を開けなくてもすぐに取り出せる背面にもポケットが欲しかった。ここにはスマホやカードケース、コンサート・航空チケットでも良いと思うのだ。これで(大中小)の三つのポケットができた。 (4)もうひとつのこだわりがベルトの留め方であります。この手のフラップベルトは外すとだらしなく下がってきたり、留めていないと格好のつかないものが多かった。そこで指でワンオープンできて、かつ留めてなくても見た目が悪くないように下部のレザーを最小限にしたのだ。ちょっとしたアイデアだけど随分違うと僕は思う。 スペイジャケットを踏襲した短丈の黒の防水ジャケット(これも試作)と合わせると大きく見えるかもしれませんね。しかし探すとこんなコンパクトな薄型のゲームバッグはなかなかありません。ブレディにもありましたが、ネットポケットも外側ポケットもなくて使いづらかった記憶があります。ちなみにシャツも試作です。 本日は試作あれこれをご紹介しました。新作ブランク、プラグも進めております。これらは限定生産ではありませんが、受付・予約方法はまだ工場との話し合いで未定です。少し心に留めてもらえると嬉しいです。
「釣りのある暮らし」というコンセプトはSNSで「〜がある暮らし」とかいうタグが生まれる前からカスケットで使っていたコンセプトです。このコンセプトを思いつくキッカケになったのがコンクルージョンだったと言っても過言ではありません。禁漁期にボックスに仕舞うのではなく、壁の飾りとしてもこのネットは美しい姿形を誇ります。思い出もある、目標にもなる。 僕がデザインする釣具の全ては家族と共有する部屋にあっても、釣具としてだけでなく、インテリアとしても美しく愛せる存在であることが目標です。そうでない道具は鱒釣りでは使わない。と言うのが僕のトラウトに対するシンプルなルールなのでしょうね。それはロッドもルアーも、ベスト、衣服にも全て、当てはまりそうです。 ともあれ、コンクルージョンで最も人気が高いSTREAM26を久しぶりに販売します。渓流でどれか一つを握るならコレかもしれません。販売会は12日です。