2019/07/01STAGMODEL販売開始
先の北海道遠征以来、レポもまとめていませんが、なんだか気が抜けてしまって、さらに九州は梅雨入りせずに、川はカラカラ。そんなこんなで渓流に行け(か)ずでした。
そうしてようやく梅雨入りと思ったら、昨日から災害級の大雨予想。愚痴っても自然には勝てません。こりゃしばらく渓流釣りができそうにないので、雨前のカラカラの川に出掛けてきました。
そうしましたら運良く出ました。ロッドは僕が最も多用するRevolution|RB55MS。51MLとの使い分けはやや広かったり深い場所を攻める(遠投性と重いルアー)場面での55Mです。迷ったら55Mを選んでいますが、狭小域でアンダーキャストやスナップ、ロールキャストが多用ならば51MLを選びます。
ネットは本日発売予定のスタッグモデル。サイズ違いで予備が欲しくなるほど、こちらも気に入っています。今回の販売で足が遅かったらひとつ自分に買おうと思っていますが、なかなか買えないでいます。
このヤマメはTRAD50SHSで深場から引っ張ってきました。アップメインで水深を稼ぎつつ、スイッチを入れるべくアピールを求める場面で有効です。もっと深くそして最後にダウン要素が欲しい時は通常のHSを使います。その他のトラッドシリーズやバルサ、インジェクションのハッスルトラッドなど、どれも似ているようで、最適な使い方を分けて作っています。釣りが単調にならないよう、ぜひご自身で流れに当てて最適を体感ください。
さて帰る頃になって豪雨の走りの雨が降り出しました。紫陽花も雨を待っていたようでしたが降り過ぎは困りますよ。STAG MODEL、本日販売開始です。








お名前: 佐藤 純様
佐藤様、ご投稿有り難うございます。皆様のフォトランディングぶりに僕らはムラムラと来てしまいます。本当に素晴らしいです。先のTRAD50SHSを褒めていただく声も多数届いています。継続的に作って参りますが、ミノーも種類が増えてローテーションがやや遠くなって来ています。しかしどれも必要としてくださる方があるので頑張って作ります。実は、、、職人の一人が頑張りすぎて、先日過労で入院しました。。。ミノーも作って欲しいけど身体も大事。病室でこのページを見ていたら元気を出してください。
お名前:T.K様
過日のご投稿より、T.K様、有り難うございます。記入欄にお名前がなかったので、勝手にイニシャルで表記させていただいています。肌艶のいい夏のヤマメ、色濃くて、僕も大好きです。なかなか買えないので、ロッドのおまけで付いて来たハッスルトラッドで頑張ってみますとお便りもいただきました。明日はハッスルトラッド発売です。T.Kさんがゲットできますように、PCの前で祈っております。明日はチェックをどうぞよろしくお願いします。
昨夏の渓、
水面近くまで躍り出てこようとするが、喰うのを躊躇ってしまう。そんなヤマメが大勢を占めた昨夏の渓。鳥を嫌っているのだろうか?だから視覚的にミノーが見えるか見えないかの位置、深さで喰わせるしかない。そうして酸素が十分な流速が吐き出される深みの暗い底から、この魚がギランと反転するのが見えました。
その後のレボリューションRB55MSのフッキング性能とナイロンライントラウトプラッギンの受け止めさえあれば、心配は要りません。(嘘です、いつもハラハラしています。)
こんなシチュエーションは今年の春にも梅雨にも夏にもありそうですよ。今年の渓の新たな武器にどうぞ加えてください。
カスケットのミノーを産み出すのはこの写真の二人。普段皆さんが使っていただくミノーが、手作りだと分かっていても、こうして実際の作り手の顔が見えると見えないではミノーの質感や実感が違うかもと思いまして、「よせよ!」と照れる二人を無理やりカメラに収めてきました。
二人は僕と同じく今年48歳。ルアー業界に30年近く携わって、時代で見てきたもの、くぐり抜けてきたことがほぼ同じ。バスフィッシングに明け暮れた少年時代、トップウオーターにのめり込んだ20代、そして様々な魚種も経験しながら、ルアー作りを生業とし、数々の名作を影で作ってきました。
2014年、バルサトラッド発売時の広告コピーより。新色シャンパンヤマメに新作50SHS。
現在受付中の「R.Oldman」のハットも昨年の秋から試作を始めていたアイテム、もうじき24日が受注締め切りです。どうぞお見逃しなく。