2021/07/27ソルトフライフィッシング・チヌ
フライエキスパートの方たちが、こぞって夢中になっているという夏の釣り「チヌのサイトフィッシング」。聞けばその釣りは、フラットゴーストの異名を持つソルトフライ至高のターゲット・ボーンフィッシュの釣りにも通づるほどにゲーム性が高いと言います。こんなにもソルト環境に恵まれた九州なのですから、やらねば損というものです!!
今回ロッドはスコットのソルトロッド「セクター9ft・6番」リールはハッチの7番〜9番用「7PLUS」。ラインはエアフロのソルトフライライン「コールドソルトウォーター7番」を使用しました。
浅瀬に入ってきたチヌを狙ってキャストするも、それはもう「超」がつくほどの神経質っぷり。立ち位置、キャスト位置、着水、フライの引き方、いずれかがズレてると一目散にスプーク・・・(こりゃ手強い)打ちひしがれている僕に寄ってきたカニは「おいおい、これくらいで気を落とすなよ」そう言ってくれているようでした。
しかしポイントを移動すると状況は一転!型揃いのチヌが群れをなしてるっ!!驚くことに、今度は投射したフライを何の躊躇もなくパクっとくわえました!なんて気まぐれ・・・ツンデレなのね(汗)
やすやすとはフックを貫通させない硬いアゴ、トルクフルな引き、黒光りする鎧のような魚体。こうしてついに初めてのチヌに出会うことができたのでした。
リリース後、すかさず群れに再キャスト!またしても1発でドンッ!!1尾目を上回るようなファイト、その鋼のような美しい魚体に夢中でシャッターを切りました。
キャスティング、アプローチ、フライタイイング、全てにおいて、次の課題が明確に見えたとても有意義な釣行になりました。
渓流のフライとはまた全く違う面白さ、難しさがあるソルト・フライフィッシング。今回、スプークさせてしまった多くのチヌたちも、次こそは必ず!!!








今年に入ってからの釣行は全てこの「フライウェイト・ウェーダー」で通していますが、使うたびにその機動力の高さ、快適性に驚いています。ゴアテックス3&4レイヤー(プロシェル)、ハンドポケット、内ポケット、サイドジッパーなどなど、これだけのフルスペックを備えながら、シムスウェーダー中で最軽量!!卓越した動きやすさはウェットスタイルにも決して引けをとらないと感じます。
最大の特徴でもある胸の「5.11ヘックスグリッド・システム」も非常に秀逸。好きな位置にギアを装着する事ができるので、自分に合ったカスタマイズが可能です。
そして実はラインナップ中で最も胸の位置を低くした特殊設計。これにより着用時の圧迫感を無くし、通気性も格段に向上。軽量化にも繋がっており、さらにパッキング時の嵩張りも抑えられています。
生地は天下のゴアテックス・プロシェル。レッグ部分には4レイヤーを採用し、強靭な耐久性を持たせてあります。新採用のグラベルガードも素晴らしい。石や砂の侵入を防ぐのはもちろん、軽いうえに伸縮性も抜群、水捌けが良いので乾きも早い!おまけにパッキングの際にもこれまでよりも小さく畳めるので、もう言う事無し!使い勝手は確実に向上しました。
個人的にはもう「ウェーダー・オブ・ザ・イヤー2021年大賞」を勝手にあげたいくらいの最高評価。最新テクノロジーの結晶なのに、クラシックなスタイルにマッチしてくれる雰囲気も大変気に入っています。
年柄もなく、ツバビョーンのフリースキャップを開発中です。ポーラテック社フリースを採用し、防寒性、堅牢性は間違いなしのジョッキータイプのキャップです。
ニットキャップよりも締め付けがなく、偏光サングラスをかけた時はツバを下ろせば視界が見やすくなるという防寒キャップです。
これでは「耳が寒いでしょう」という諸氏方もご安心を。
なんと同生地のゲーターもセットで開発中です。写真は2色のサンプルということでネイビーとブラックで上下が異なりますが、実際は同色での企画です。こうやって超寒い時は目出し帽風にセットすることが可能なのです。
こうした分厚めのキャップやゲーターをした時に重宝するサングラスが、テンプルが細い「Leicht|リイチ」のサンプラチナ・偏光サングラスです。お持ちの方はお試しください。まだお持ちでない方はぜひ、このトラウトオフに!

流れるようなフォルムを持つキャップ「アップダウナー」の在庫分が入荷しました。コットン×ナイロンの生地は速乾性が高く、被り心地は非常に軽快です。ツバ裏は光の反射を抑え込むブラックカラー。長めのツバと相まって偏光サングラスの性能をアシストしてくれる設計ですので、渓流でもソルトでも使いやすいキャップとなっています。もはや絶滅寸前とも言えるほど見なくなったクラシックタイプ。ぜひこの復刻の機会をお見逃しなく。
長かった梅雨が明けて、本格的な夏到来!!いやーアツいっ!!週末、SIMMSの麦わら帽子を被って、夏の源流を満喫してきました。
ざっくり編み込まれたストロー素材は、通気性抜群でヒジョーに蒸れにくい。そしてこの大きなつばが、顔まわりに大きな影を作ってくれます。まさしく木陰を持ち運んでいるかのよう。ちなみにツバはロールさせず、ヒタイの飾りは取っ払っちゃうのがコーヘイ流。(笑)
お昼は自前のBLTサンドイッチにチェダーチーズ。汗をかいた体に、シャキシャキ野菜の瑞々しさと燻製豚肉の塩気が染み渡ります。
この日、夏の到来を喜んでいるかのように魚達はとっても高活性。雪兎の脚毛を巻いたフライはこの谷の山女魚に大人気。もっといっぱい巻いておけばよかった。帰ったらいっぱい巻こう・・・。
森の成分を凝縮したような濃密な色合い。小さいヤマメほど美しいのだ!!(大きなヤマメをバラしたので、負け惜しみです・・・チキショー!!苦笑)
夏の源流を快適に釣るコーヘイセレクト。いずれも厳選した信頼できるアイテムです。特にSIMMSの麦わら帽子は快適なうえ、雰囲気もあってオススメです。