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2020/05/25レフティーズ・アップダウナー

スタッフ コーヘイ

もはや絶滅寸前とも言えるほど見なくなったキャップ「アップダウナー」。後ろ側についたツバを下げる事で耳や首元までカバーできる画期的なキャップです。 見た目としても個性的で非常にオシャレなこの一枚。この度、カスケットが送る新たなウェアブランド「Private River」にて復刻販売を企画しました。 この帽子、レフティーズ・デシーバーやターポンコックローチなどの伝説的フライパターンを生み出したフライフィッシング界の巨匠”レフティー・クレー”が生涯愛用した事でも知られており、ご存知の方ならニヤリとして頂けるマニアックな一枚です。 実はSIMMSでも以前このパターンのキャップが作られていたのですが、今回は日本人に似合うアップダウナーをテーマに、サイズ、深さ、色、ツバの形状などを1から再構築。何度も試作を繰り返し、前ツバから後ろツバまでの流れるようなデザインや被りやすさを実現しました。 生地は速乾性がありながらも、使い込んだら味が出てくるよう薄手のコットンナイロンを採用。ツバ裏は光の反射を抑え込むブラックカラーで、長めのツバと相まって偏光サングラスの性能をアシストしてくれる設計です。 カラーは渓流でもソルトでも使いやすいベージュとネイビーの2色。それぞれクラウン部分に「Private River」の刺繍入りです。 サイズは後ろに付けたコードで無段階調整が可能、最大60cmくらいまでと幅広い方に対応しています。 帽子にはうるさいカスケットが自信を持ってオススメできる一枚に仕上がりました。ご予約は本日から6月01日12:00まで、お届けは7月中旬を予定しています。

本日の道具

2020/05/14トートバッグを作る3

スタッフ コーヘイ

パーフェクトなトートバッグを完成させる為に、絶対妥協できないもう一つの素材がレザー。今回、選びに選んでバッグ上部と持ち手部分に使用するのは、20工程、約2ヶ月もの時間を掛けて植物鞣しされた贅沢な「ベジタブルタンニン・レザー」。使い込むほどに経年変化が楽しめる上質でナチュラルなものを選びました。(画像は繊維方向を見てパーツ取りの向きを確認しているところです。) 金具にも一切の妥協は無く、無垢・真鍮材のみを各パーツに使用することに決定。(ずっしりとした重量感と使い込んだ時の風合いは他の金属では代用出来ないのだ!)
構造的にも信頼できる形状の物を探し当てるのに随分時間が掛かってしまいましたが、これにて最高の素材が勢揃いしました。最後は日本が誇る熟練の職人さんに縫い上げてもらうのみなのであります!!つづく

2020/05/13トートバッグを作る2

スタッフ コーヘイ

手島から突如言い渡された理想のトートバッグ作り。ザザッと書かれただけのラフスケッチを実際の「物」にするってホント大変です・・・(苦笑) 今回、このアイテムのキーポイントでもある「自立する」という機能に加え、大人の男が持つにふさわしい「上質さ」を加えるため、生地選びはかなり難航しました。何十種類もの生地スワッチと毎日睨めっこを続け、質感、色合い、硬さを何度も何度もこの手で触って確かめました。 そしてついに画像の麻を織り込んだ極厚ツイルキャンバスを発見。しかしそれだけでは満足できないのが素材マニア・コーヘイなのです。何度も業者と打ち合わせを繰り返し、さらに裏地には目の詰まったコットンツイル生地を貼り合わせもらうよう別注。こうしてバッグの自立性、耐久性を飛躍的に高めることに成功。コスト度外視の製法となってしまいましたが、やっと満足のいく生地が出来上がったのです。つづく

2020/05/12トートバッグを作る1

スタッフ コーヘイ

出ました、手島の指示書はいつもこの走り書きメモをビリっと破いて「よろしく!」です。(汗) 兎にも角にも、僕も仕事の打ち合わせでは、カメラ、Macbook、手帳、ペンケースを持っていくのですが、このバッグには自立するトートバッグが最適なのです。このメモをもらってから3ヶ月、ようやく皆様の目にお見せしても良いトートバッグが出来てきました。

2019/12/18プライベートリバー

H.teshima

ドゴールキャップ”WOOLY”が出来上がってきました。12月ですからウールツイードが雰囲気ですね。冬に間に合ってよかった。 開発中のソフトなオールフィンガーグローブ(フィッシング・アウトドア用)は3回目の修正を経て本製作を開始しましたが、どうやら初春の完成になりそうです。とても良いものができそうです。合わせてベレーハンチングも仕上がって来ましたのでご注文の方には同時にご案内をしています。 さて、帽子はこれまでRohw MasterとCasketのコラボ・ダブルネームで仕上げて来ましたが、この度アパレルブランドとして協業ブランドを立ち上げることになりました。 その名は「Private River|プライベートリバー」。ご存知、バンブーロッドのネームとしても使っているネームを協業名としました。カスケットの製品のネーミングはほとんどが僕がつけているのですが、特に気に入っていたのでもっと幅広く使って欲しいという思いからです。プロデュースは引き続き僕が担当し、アパレル展開は満を時して、スタッフ康平がデザイナーとしての才能を発揮する予定です。どうぞどうぞお楽しみに!