2024/09/25ファルコンの新作
最終プロトFLC50HS
ファルコン、オリジナルモデル”FLC50S”は設計時、スピニングタックルを想定でウエイトはできるだけ軽め(それでも飛ぶよう設計)にしましたが、トリガーファンも増えたので、投げやすいヘヴィウエイトバージョンを企画している。小型だが、数匹釣って動きや飛びを確認。「よし、設定はこれで完成だな、後は大型が出てくれればなあ・・・」と呟きながら、、、そんな時に出るんですね。
この蜘蛛に責任はない。
ググンと乗って、むむ、大きいなと思ったのも束の間、ラインが空中を舞いました。根掛かりを切るのも大変なトラウトプラッギン5LBがまさかのブレイク。ポイント直上には蜘蛛の巣があったのですが、先に破ると魚に勘付かれそうだったので上から投げ入れて、ミノーの重さで切るつもりが、掛かった魚の重さと瞬発力の摩擦で切れたようです。以前も蜘蛛の巣をラインで破ろうとして流れにミノーを無くしたこともあったっけ。(思い出すのが遅いや・・)
動画には「ぐわ〜」という情けない叫びだけが記録されていました。負けることが勝ちの価値を高め、次の勝ちを欲して進む。それで趣味は長続きするのかな。後ろ髪引かれる谷間に、そうは思ってもみても悔しいものは悔しい秋の渓でありました。蜘蛛の糸を舐めちゃいけない。そして皆様は気持ちの良い渓流の締めを、ご安全に!








昨年ライトハウスアングラーズ倶楽部の活動で、青森県の漆田様を訪ねた。彼が通う渓流を一緒に歩いていて、こんなルアーがあればもっと攻めやすくなるのではないか・・・、そんな閃きを今季、野木さんに形にしてもらった。それがこのファルコン50ミリ・オリジナルのヘヴィウエイトバージョンだ。
FLC50Sオリジナルが得意とするのは、直アップで手元に来るまで何度もトウイッチを刻める(時間を稼ぐ)左右のステップアクションだ。躊躇するトラウトに何度でも挑発を繰り返せる。オリジナルは主にスピニングでの開発だったのでスリムでやや軽量。だから今回はベイトキャスティングで扱いやすいよう、約5gに近いウエイトまで増量し、形状もリニュー。狙いのアクションを目指したのだ。
煮えるような九州渓で僕もテストを繰り返し、、、形を三度、ウエイトを二度変えて、ようやくアクションは納得できるものに仕上がった。が、灼熱の九州渓では反応ない日もあり、小型がちょいちょい・・・
その頃、漆田さんが最終モデルがとても使いやすくなったよとバンバン釣ってくれていた。僕のためにカメラも動画も撮ってくれてとても助かった。以前から投稿の多かった漆田さんにお願いしてよかった。ライトハウスアングラーズ倶楽部、バンザイ!
このルアーは今月の最後までテストしたら10月から製作予定を立てます。
写真はプロト三種。微妙にシェイプを変え、浮力、水抜け、飛行姿勢を調整しました。製作の野木さんは僕のわがままや仮説をすぐに形に変換してくれます。上手くいかないモノも作らせてしまい本当に申し訳ないこともあります。
そしてファルコンはオールセルロース仕上げ。非常に堅牢で、少々当てても塗装が破れたり剥げが起きません。手間がかかり高価になりますが、愛着の持てる至高のミノーが出来上がります。
ロッド
カスケットブランクのハンドル&グリップ ベゼルグリップ
マークスパイダー MSB483ML
ルアー
ファルコン DEBBY32F
山本様、夏を感じるご投稿ありがとうございます。デビーの納品が進んでいますが、まだ全ては行き渡っていません。お待ちの皆様には申し訳ありません。
DEBBY32Fでの写真が撮影できたので投稿します。
トップウォーターの釣りが大好きなのでこのルアーは出た瞬間にリアクションバイトしました。
使用感としてはセミなどのムシルアーとフローティングミノーのいいところを合わせた感じでほっとけの釣りもよし、巻きの釣りもよしのとても楽しいルアーです。
ちなみにこの魚はルアーをナチュラルに流すとガパッと
ロッド
カスケットブランクのハンドル&グリップ ボロンハンドル
マークスパイダー MSB511ML
ルアー
ファルコン DEBBY32F
ランディングネット
コンクルージョン STREAM30
ライン
その他
はじめ様、ありがとうございます!そうなんです、使っていただいたら分かるのですが、このルアーは浮かべてよし、巻きの沈めて、トウイッチよしのプラグなんです。実はもう一つこのプラグの使い方があるのですが、この釣り方はまたいつか動画でお見せしたいと思っています。