2021/07/07ボロンハンドル・スピニング仕様
アンバサダー2500Cをアベイル・カリカリチューンをすることで渓流ミノーイングのベイトフィネスを提案した我々ですが、スピニングリールの魅力を忘れたわけではありません。事実、僕の釣りはスピニングを選ぶことが多いのです。スピニングの優位点はさて置き、僕が最も魅力的に感じるのは響き渡るドラグ音であります。協力:ゆうあん む
たまにABU2500Cで大型のトラウトが掛かっても音がなく巻けなくなるので「ん?」となりますが、スピニングリールは瞬時にアラーム音の如く、疾走やトルクが音に変換され、掛かった魚の大きさを想像してしまう。この興奮が僕が何度魚を釣っても飽きないでいる瞬間なのだと思う。
そんなスピニング愛好家へ、今日はボロンハンドル”スピニング”仕様の販売です。トリガー仕様に押されて最近販売が少なかったのはお詫びします。それではどうぞ!
■本日の販売の時間について
優先販売時間内(18:00〜18:20)にボロンハンドルをご購入される場合には、「Cマイル」が必要となります。
下記(1)の販売時間と(2)の販売時間で必要なCマイルが異なりますのでご注意ください。
また会員向け優先販売時間にご注文の際には必ずサインインが必要となります。混雑が予想されますので、事前にサインインして頂くことをおすすめ致します。
【17:45〜18:00】商品ページ閲覧のみ可能
【18:00〜18:10】会員向け優先販売 5000Cマイル必要
【18:10〜18:20】会員向け優先販売 3500Cマイル必要
【18:20〜】一般販売 Cマイル不要







お名前:永森伸一様
ロッド:トラディション66MS
リール:イグジスト2500S-C
ルアー:TRAD50SHS+アシストツインフック
ランディングネット:コンクルージョンStreem30
ライン:トラウトブラッギン5lb
コメント:トラディション復活というニュースに嬉しくてトラ66をセレクトしました(笑) 。今期初イワナは桜の花びらが流れる本流でオレンジ色の尾びれが印象的でした。今シーズンも始まりました。スタッフの皆さん宜しくお願いしますね。
永森様、今年もご投稿ありがとうございます。イワナの頬に広がる無限の色彩、川ごとの個性を纏う班模様、尾ビレの端にそっと現れた色づき。ともすれば、どれも見落としてしまいそうなほどに繊細な美しさですが、いつもしっかりと写真に収めておられ驚きです。お写真を見るだけで魚に対するその所作の優しさ、美しさが伝わって参ります。今年もその繊細な眼差しから切り取られる風景を楽しみにお待ちしております。
お名前: アライ様
コメント: 解禁直後で水量は少ないものの、警戒心の少ない放流魚が飽きない程度にアタックしてきます。ただ、まだ食いが浅くバラシがちに。想定内でしたので予め準備していたTR52ULSに変更し甘噛みのヤマメを余さず釣る事が出来ました。尺は出ないものの、良型と楽しめました。今季もカスケットのタックルと季節を楽しませて頂きます。
アライ様、さすがのブランクチョイスであります。一昨日の器用にこなす方とお見受けいたします。トラディションは非常にやわらかく、バシッと投げてビシッと合わせる方にはとても扱いにくいブランクと言われています。昔の竹製の竿を彷彿させる眩しいイエローの竿は玄人好みのブランクと言えるでしょう。以前にも触れましたが、現在このブランクの復刻リニューアルに取り掛かっております。ご期待ください。
数年ぶりにトラディションが復活です。カラーコスメ、コンセプトも含めて踏襲しながら再構築されます。柔らかなパラボリックデザインはカスケット創生の時からあったものですが、廃盤を経て、最近になって旧知のユーザーから見直され、再販要望が高まっています。
ある意味クセがあるので、使いこなすと癖になるブランク設計です。
当時、ダンデライオンと呼んだイエローカラーも復活。クリアレッドの古風なパターンに職人のハイセンスな多色巻きを現代風にアレンジしています。このブランクはこれから最終テストを繰り返して、次の受注ラインナップに乗せたい考えです。皆様も良い週末を!
ベゼルグリップ・トリガー版の開発にあたって、ボロンハンドルユーザーの方にも喜んでいただける「ベゼルコネクタ」を企画しています。写真はMSB483に合わせたスレッドパターンです。ご覧の通り、一つ一つ丁寧に仕上げますので、パーツといえどもそう簡単に量産はできません。相変わらず職人はたった一人です。
さて、今年の僕の目標の一つはトラディションブランクの復活です。トラディションブランクは柔らかくスローテーパーなブランクでソフトなやりとりが楽しめる設計でした。そしてオールドライクなマスタードイエローにクリアレッドの古典的な配色に古き良き鱒釣りを感じることができたのです。
先に発売だったACB52Lブランクはベイトキャスティング派の方にもそのソフトな調子で人気がありましたが、一昨年に廃盤を決定。理由はボロンハンドル設計でない頃の4ピース(変形)の設計だったからです。(52M-4も同様の理由)
新規のACB51Lはハンドルから上が4分割される最小の仕舞寸法パックロッドとして生まれ変わります。これから色々とテストとデザインを詰めていきますので、受付はまだまだ先になりますがマスタードイエローのトラディションの復活、どうぞご期待ください。