【お知らせ】カレンダー(店頭営業日)を更新。平日は通販のみ対応。お問い合わせは「よくある質問」をご覧になってからお願いします。







数年前、惜しまれつつ廃盤となったシムスのゴアテックスハットが「GUIDE」の名を冠してついに帰ってきました。(ヨッ!待ってました!!)雨の中、頭がドライに保たれる快適さは何にも代えがたいものがありますが、近年シムスではキャップしかラインナップされず寂しく思っていた所にこの朗報。素直に嬉しい復刻です。
旧モデルも人気でしたが、個人的にはツバのベルクロがデザイン的にどうも気になっていました。新モデルではベルクロを廃し、代わりにツバに浮力材を入れ、ぐるりステッチを施す事で実用性、デザイン性が大いに向上。現代的なルックスに生まれ変わっています。
今期のシムスを象徴する「ブラック」カラーも都会的でなんだか新鮮。これなら釣りだけでなく、あらゆるアクティビティに活用したくなります。
機能だって全くぬかりはありません。バック部分には雨の中でも簡単にサイズ調整できるコードを備え、強風対策としてチンストラップ(アゴヒモ)も付属しています。 ※簡単に取り外し可
シームテープによる防水性の高さはシムスのお家芸、抜群の信頼性を誇ります。ツバ裏面は光の反射を抑え込み、偏光レンズの性能をアシストしてくれるブラックで統一。晴れの日も雨の日も釣り人を助ける防水透湿ハット、これこそ「フィッシング・ギア」と呼ぶに相応しい逸品です。
シムス2021年秋冬の新作が順次入荷しておりますが、中でも驚きの価格、税込12,100円で入荷したのが「トリビュータリー・スリングパック(容量10L)」。本質的な機能だけに絞る事で価格を抑えてあるこのシリーズ。しかしながら侮るなかれ!シムス社が培ってきた経験がギュッと詰め込まれた実に”オイシイ”パックに仕上がっているのです。
まずは外部。正面にランディングネット用のスリーブポケット、サイドにはドリンクorロッドケース用のポケット、調整用ベルトを備えた、アドベンチャー仕様。奥地に分け入り源流で魚を追いかける時も、いつもの渓を身軽に行く時も、十分な装備を持ち運べます。
正面上部にはデイジーチェーン(アクセサリ用ナイロンロンベルト)、リトラクターなどを装備できるアクセサリーステーションを備え、カスタマイズ性もバッチリ。
ショルダーベルトにもアクセサリーステーションを備えてあり、必要な小物がいつでも取り出せます。脇腹にくる補助ベルトは取り付け位置や長さが自在に調整可能。様々な体型の人をカバーするよう設計されています。
外部には18cm×18cm程のジッパーポケットが一つ。あまり大きくはありませんが、よく使う小物を複数個入れておくには十分な容量があります。
メインコンパートメントは見た目以上にかなり広々。ネオプレンケース「ディフェンダー」に入れたフルサイズ一眼レフカメラも余裕で飲み込みんでなお、その他に畳んだレインウェアやボックス数個を収納できるほどです。メッシュポケットが2箇所ありますので、小物もしっかり整理して収納できます。
本体生地は、厚手の600デニール・ポリエステルに撥水加工を施し、裏面はポリウレタンコーティングで耐水性を高めたもの。冒険での酷使にしっかり耐えてくれる仕様です。ここまでしっかり作り込んであって、この価格!!初めてのフィッシングパックにはもちろん、熟練の釣り師も納得のスリングパックだと思います。
フライエキスパートの方たちが、こぞって夢中になっているという夏の釣り「チヌのサイトフィッシング」。聞けばその釣りは、フラットゴーストの異名を持つソルトフライ至高のターゲット・ボーンフィッシュの釣りにも通づるほどにゲーム性が高いと言います。こんなにもソルト環境に恵まれた九州なのですから、やらねば損というものです!!
今回ロッドはスコットのソルトロッド「セクター9ft・6番」リールはハッチの7番〜9番用「7PLUS」。ラインはエアフロのソルトフライライン「コールドソルトウォーター7番」を使用しました。
浅瀬に入ってきたチヌを狙ってキャストするも、それはもう「超」がつくほどの神経質っぷり。立ち位置、キャスト位置、着水、フライの引き方、いずれかがズレてると一目散にスプーク・・・(こりゃ手強い)打ちひしがれている僕に寄ってきたカニは「おいおい、これくらいで気を落とすなよ」そう言ってくれているようでした。
しかしポイントを移動すると状況は一転!型揃いのチヌが群れをなしてるっ!!驚くことに、今度は投射したフライを何の躊躇もなくパクっとくわえました!なんて気まぐれ・・・ツンデレなのね(汗)
やすやすとはフックを貫通させない硬いアゴ、トルクフルな引き、黒光りする鎧のような魚体。こうしてついに初めてのチヌに出会うことができたのでした。
リリース後、すかさず群れに再キャスト!またしても1発でドンッ!!1尾目を上回るようなファイト、その鋼のような美しい魚体に夢中でシャッターを切りました。
キャスティング、アプローチ、フライタイイング、全てにおいて、次の課題が明確に見えたとても有意義な釣行になりました。
渓流のフライとはまた全く違う面白さ、難しさがあるソルト・フライフィッシング。今回、スプークさせてしまった多くのチヌたちも、次こそは必ず!!!