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2018/05/16MSB51MLT(1&HALF)

H.teshima

さて、本日よりMSB51MLT(1&Half)ブランクのみの受付を開始します。写真のコスメが最終形となります。
全長:5feet 1inch ルアーウエイト:2-6g ライン:3-6lb
まずはカスケットの5ftクラスロッドのラインナップからキャスト時の違いをご説明します。 上図は3〜4gのミノーを軽く振った場合のロッドのしなりのイメージです。大きく曲がる分、ロッドの反発はより大きく得られますが、ブランクに使用されているカーボンの弾性率で反発力が異なります。反発力の数値はあくまで目安としてお考え下さい。しかし上図を見ると小さくしなっても反発力が強ければよりルアーを前に飛ばす力は強いと考えられます。この場合、スイングスピードは考慮に入れていません。もちろんキャスト時はスイングスピードも影響しますが上図は含んでいませんので、実際には体感としてお考え下さい。 いずれかのロッドをすでにお持ちの方には上図は多くのことを語っているはずで、想像が膨らむかと思います。またスプールを回して投げるベイトキャスティングにはスイングスピードもさることながら、しっかりとティップをしならせて、キャスティングアークを稼がなければ成立しません。特にフリップキャストの際はここが重要になると考えています。つまり固すぎる竿では軽量ミノーのフリップキャストは困難を極めるということです。 ちなみにRB51MLSとMSB51MLTは同じML(ミディアムライト)表記ですが、バットパワーはRB51MLSの方が強く設定されています。
さて写真は昨日に続いてマークスパイダーMSB51MLTをいち早く使っていただいたEnjoyFishing様の釣果です。僕はRB51MLSのテストがありましたので、EnjoyFishing様のフィードバックは短い期間において新作ロッドの設計理念の確信を得るのに非常に助かりました。 https://www.youtube.com/watch?v=jOJbrHcOz_k

そして、具体的なお願いはなかったのですが、ご好意でこうしたキャストの映像まで作っていただいて本当に恐縮です。ハイ、遠慮なく使用させていただきます。(笑) EnjoyFishing様の動画もご覧いただきながら、ご検討頂けますと幸いです。この場を借りましてEnjoyFishing様にお礼申し上げます。

本日の道具

2018/05/15MSB51MLTの予告

H.teshima

昨日紹介のRB51MLSには続きがあります。それは亜種としてマークスパイダーMSB51MLTを企画したことです。
*本日の写真はEnjoyFIshing様にテストブランクを託しており、釣果報告いただいたものです。(2018.03.26ニュースも参照ください。) マークスパイダーとは「渓魚を狙う蜘蛛」を意味し、アンバサダーから吐き出される一直線のラインに蜘蛛の糸を連想したカスケットのベイトフィネス専用ブランクの総称です。レボリューションRB51MLS設計完了の後、このブランクの真骨頂である1ピースに近い1&ハーフのブランクならばアンバサダーをメインリールとしたフリップキャストに理想的なテーパーを探れるのではないかと試行錯誤を始めました。 つまり、渓流ルアーの標準的な重さ(3〜4g)をティップのしなりだけで精度良く、簡単に投げることができるブランクを目指します。ライトクラスのティップを持つアルセドクライマーのACB52LS-4がこのキャストをとてもしやすいことはEnjoyFIshingさんから伝わってきました。彼はとてもキャスト技術があるので、このライトクラスのスローテーパーロッドを意のままに操っているようでした。このブランクは非常にフィリップキャストがしやすいのですが、一つ問題があるように感じていました。それは巻き取りの遅いベイトリール独特のフッキングパワー不足です。ここはレボリューションのようなエキストラファーストなロッドが得意とするところで、新たなMSB51MLTにはこの両者の良い所取りを目指してみることにします。 投げやすさに執着した可変部分は神経質なまでに長さを調整し、つなぎ部分に少しだけ目印の細工を施す。この目印とはキャストする時、「ここから押し出すとちょうどフィリップキャストの加減の調整ができますよ」というロッドからの信号目印です。この感覚は投げていただければどなたにも感じていただけるはずです。(上手になったと錯覚するかも)そうして、そこからバットに続く部分からこそ、レボリューションを彷彿させるフッキングパワーがめりめりと見え始めてくるのです。 以下、EnjoyFIshing様からいただいたコメントです。 前寄りについたテーパーはてしまさんのおっしゃる通り、とにかくフッキングがカチンと出来ていいです。またやりとりにおいても1&halfならではでしょうか、綺麗にベンドするブランクスは安心感もありまたハリがあるので負荷が掛かると可変してグイグイと粘るのは不思議です。パワフルなバルキーな渓流レインボーもアップでもフッキングもあっち行ったりこっち来たりのドダバタファイトもマークスパイダーはしっかり仕事をしてくれました。(つづく)

2018/05/11コンクルージョン販売開始

スタッフ コーヘイ

コンクルージョンの販売を開始しました。いずれも劣らぬ個性派揃い。今回のラインナップはかなり賑やかです。
ぜひお気に入りの一本を見つけて下さい。
尚、商品の発送は5月14日からとなります。何卒ご了承下さいませ。

■Stream26
■Stream30
■Stream23

2018/05/11コンクルージョン販売予告

スタッフ コーヘイ

数日に渡って樹種ごとにスポットを当てご紹介して来たコンクルージョン。最後は日本が誇る銘木「黒柿」。樹齢数百年を超える古木の中で、数万本に一本とも言われる確率で現れる、黒い模様を持つ柿の木。 水墨画を思わせる静かで力強い模様は幻想的で、柿の木に含まれるタンニンが、地中の成分と化学変化を起こしたものとも言われています。(※諸説あります)
まさに日本の風土が産んだ銘木。縮み杢や瘤ともまた違う、繊細な美を纏う銘木です。

本日のコンクルージョン販売は、夕方19時頃より開始する予定です。実はご紹介できていない樹種もまだまだあります。ぜひご期待下さい。

コンクルージョンの銘木紹介。本日はいよいよ販売日です。詳細な時間は準備が出来次第の公開とさせていただきます。

【マーブルウッド瘤】上写真左
実は実際にマーブルウッドという木は存在しません。他にもマーブル模様の瘤材はあり、総称のようにも捉えがちですが、我々がマーブルウッドと呼ぶこの木は「黄金樟」と呼ばれるミヤンマー原産の木です。ミヤンマーの三大至宝とも呼ばれる高級素材で、硬度があり、油分と鉄分を含み、腐食にも強い。表面は黄色みが強く発光し、そこからも黄金の楠の木と呼ばれるようです。屈強な素材ゆえ、豪華客船のタイタニックの甲板の一部に使用されたり、住宅の柱や手摺などにも用いられてきました。まさにランディングネット向きな樹種と言えます。

【神代ケヤキ】上写真右
木材においての神代とは1000年以上、土中にあった埋もれ木のことを言います。木が化石のように緑色や灰がかった色を帯びて変化し、木とは思えない独特の色合いを見せることがあります。ケヤキは日本家屋の建築用材として神社仏仏閣などにも使用されてきた高級素材で、広い年輪の幅からも成長の早い木であることが伺えます。しかし右に左に反ることもある大工泣かせの木でもあったらしく、大黒柱に使用すると家が動くほどだったそうです。1000年の時を思わせる水の波紋のような木だと思っていたら意外と暴れん坊の木なのですね。物静かで行動的な方、いかがでしょうか?