2023/06/29クルーズ(夏マサ前夜)
春から梅雨を経て、夏に向かっていく。この時期の玄界灘ヒラマサは産卵を終え、エサを喰わなくなる時期ですが、もうすぐ劇的に復活、強烈な夏マサが始まります。体力を回復させ、とんでもなく引きが強い。そんな夏マサ前夜な今頃はのんびりな釣りを楽しみます。この日、クルーズに娘の婿殿を連れてきました。まさか僕にこんな日が来るとはね。鉛スッテでヤリイカを釣って、イサキ、アジ、根魚を少々。婿殿は初釣り。イカが釣れてご満悦。危うく僕にスミをかけるところでした。
最後は釣れたヤリイカを餌に泳がせ釣り。実はこの時期限定で赤間さんがヒラマサの常連だけを特別に案内してくれます。ずいぶん前からこの限定サービスはありましたが、僕はトラウト最盛期なのでやることはありませんでした。今回は渓流が雨のタイミングで乗れました。急遽参戦でタックルはカーペンターBMB74/32、SLPソルティガ14000P、PE8号のセットで挑みましたよ。
ところで茶色と白のアラに色を合わせたかのようなシムスの速乾シャツ。昨年のカラーですが、今年も新色のイントルーダーフーディが入荷しています。スナップボタンでポチポチと留めるタイプで、換気しやく快適です。伸びも良く薄手で、これから夏のオフショアボートにおすすめです。
以下に紹介するのは夏のオフショアに特におすすめなシャツ類を紹介です。
本日の道具
最後は大雨。シムスのWAYPOINT JACKETなどの雨具は必携です。さて、アラはただいま冷蔵庫に熟成中・・・むふふ。







今春、博多東浜のクルーズにて。カーペンターのサンダーストラック・セットで釣った18kgのヒラマサ。80m近くラインを出されてブレイクしたヒラマサもありました。その他にも多くの方が大型のヒラマサをこのジグで仕留めています。そうして追加生産分が入荷しました。
「カーペンターさんからいただいたこれまでの大物賞」
松重くんもサンダーストラックセットで15kgオーバーをキャッチ。クルーズ発の素晴らしいタックルです。
赤間さんが推奨、プロデュースした春マサスタイルにはジギングもあります。ヒラマサ挑戦の初心者様にはジギングタックルのレンタルはあります。多くの経験者からすると、赤間さんが生み出したジギングはヒラマサの20kgを狙うにはライトすぎるという意見も頷けるこのスタイルは、カーペンターからKLLサンダーストラックという名前で実現した。
サンダーストラックスタイル(ロッド&ルアー)とはジグウエイト100g、ショックリーダー35〜40lb、PEラインは2.5〜3.0号。20kgクラスを狙うには細くて心配なシステム。しかしラインを太めに欲張れば欲張るほど、超大型のヒラマサは食いつかない、見破ってしまうのだから。
二日目の朝、僕はサンダーストラック作戦を選ぶ。キャスティングのポイントへ到着。最初の流し、中層から上に差し掛かったところで、ジグがふわりと持ち上げられて、ズドン。大マサ特有のアタリでこの18kgオーバーがヒット。決して上手ではない僕のやりとりでもなんとかブレイクさせずにキャッチできて、ホッとします。しかしこの後さらに大型が来て、80〜90mラインを引き出されて、ラインブレイク。大マサ相手に、いかにライトタックルとはいえ、止めるところで止め、寄せるところで寄せてないという失敗を2〜3回許してしまうとこうなる。赤間氏の目が怖い・・・。
「ジグも面白そうっすね!」とノリの軽い松重くんが同じくサンダーストラックに変えて、しっかり狙い通りの15kgオーバーをキャッチ。ノリが軽いのは悪いことじゃないね、やったー!
このジグ好果で、キャスティングからジグをする人が増えたので、僕はキャストポジションへ移動。そうしたら、、ジグで活性づいたのか、キャストでも17〜18kgが出ました。もちろん春恒例のセットです。
そして、迎えた夕まずめ。小西さんは淡々と試作プラグのテストを繰り返しながら、夕まずめのチャンスですねと、昨日釣れたストライクイーグルを僕に貸してくださった。来年使いたいルアーなのだ。慎重にアクションする。風も止み、波のない穏やかな水面が爆発した。
動画を見てくださったら分かりますが、相当慎重にやり取りの末、ラインもフックも無事にキャッチできました。少しでも休んだり、焦ったり、力を入れすぎていたら獲れない相手だったかもしれません。動画を撮ってくださった後藤さんのおかげで、赤間さんが後ろから、ああじゃない、こうじゃない、それではダメだと叱咤されても落ち着けたような気がします。皆さんありがとうございました。最高の春マサの締めくくりでした。
来年の春にはこのストライクイーグルが間に合いますように!皆様もご期待ください。