2020/08/20ファルコン予告
ファルコンシリーズの新たなモデルを北海道でトレイル中の斉藤さんにテストしてもらっています。
渓流仕様となるFLC50Sは源流直アップに特化したコンセプトでしたが、今回のニューモデルはアップもダウンも使える要素を盛り込み、ファットボディの安定性にフラットサイドを削ることで視覚的なアピール性能と瞬間のゆらぎ(不安定要素)を特化させました。アイも今回から三層アイに進化。
写真提供:angler saito氏クリアウッドの名の通り、透き通るオールセルロースのハンドメイドミノーに磨きがかかりました。ところでオールセルロースは作ることが難しいのですが、得られるファルコン・ボディは堅牢性、耐久性に優れています。アクションは使い手の意図的なコース取りと、定位性能に此処!と言う瞬間での加速減速のギアチェンジ、多彩なダンスが可能になっています。この操作感はきっと楽しいですよ。新たなミノー発表、販売までもう少しです。








新たな開発も動いていることをお知らせしておきます。目下、ベゼルグリップ・トリガーに取り掛かっています。フロントの形状を最後まで悩みましたがやはり個性的な木盤を入れたベゼルでなければ名前の意味がありません。内部構造の吟味、テストなど課題は多く、発売はずっと先ですが、2021年までのオーダーを終わらせる頃にはなんとかしたいと思っています。
クリアウッドとのコラボミノー「ファルコン」の渓流用ミノー新作も最終段階です。数回の試作を経て、ようやく狙いのアクションが出てきました。最終盤を僕の方でも実釣テストしたいところですが、この大雨で九州渓はしばらく手が付けらません。ここはトラウト活動家である斉藤さんに託します。
昨日のアウトバックビリーバーの布石、TRB66MSの話をしていたら広島の重森くんから本流アマゴの投稿が来ました。広島では知る人ぞ知る彼は僕がアマゴ・サツキマス狙いに行く時のお世話になっていました。そんな彼はトラディションのTR66LSも持っているのですが、本流メインでやるなら昨日紹介の僕と同じTRB66MSの方が使い易いと言っています。
このブランクは他数名の方にも限定販売され、北海道で活動中の斉藤さんも使用して試しています。アウトバックビリーバーの次なるブランク66M(MH?)の基本設計はこれで決まりかと思います。重森くんのルアーはファルコン70F、本流瀬のダウンクロスではこれ一本でサーチできる使い易いミノーです。このミノーは来春にも再企画します。
本流アマゴは体躯の力強さと模様のような朱点の相反する姿が美しい。日本が誇る美渓魚。重森くん、いいアマゴ捕らえましたね!ナイス、梅雨の晴れ間!
年に一度の製作のファルコンFLC50Sの販売を開始します。
全5色。これから渓流を始める方にも嬉しい最初期に塗ったオリジナルのファルコンヤマメも今回登場。下目付きなガラスアイも全て手作り、細やかな塗装とクリアなコーティング。野木さんだからこそ作れる、オールセルロースで仕上げられた強固で美しいミノーです。
本日のファルコンFLC50Sは19時より受付ですが、カラーを今のうちにご検討下されば幸いです。