カーペンターさんから大物賞の記念品を頂きました。これは励みになりますね。僕自身、カスケットの製品を開発・企画する立場ですが、カーペンターさんとのお付き合いは、僕が一人のユーザーであることを再認識させる貴重な存在です。淡水やライトなソルトだけの方はあまりご存じないかもしれませんが、代表である小西さんと釣り人同志としての意見交換ができることは僕にとってこの上ない幸運なのです。
初めて小西さんと行ったGT釣行は1人の釣り学研究者としての眼力を隣で感じるだけで貴重な体験でした。安直に「どうやったら釣れますか?」とは聞かないのが釣り人の暗黙ルール。この機会に無言の小西さんから一挙手一投足を吸収させてもらわなければと必死に食らいついて行きました。小西さんはあまり多くを語りたがりません。僕と話していて正解と思える事象が合致した時だけ「小西もそう思います。」とだけ高倉健のように仰る。
広告を打たない、テレビや釣り雑誌にも出ない、自分の実力だけで語り、勝負してきた小西さんを僕は釣り人として尊敬しています。
僕も今年で50歳になります。以前から気力と体力をフルに使って釣りをするのは55歳までだと決めています。それまでに自分の決めた、極めたい釣魚をまっすぐ追い求め、「
釣り師の四段階」を幸せに迎えたい。今回の木片のシーフロッグを前に、改めて自分に言い聞かせました。
追記:僕の釣りに影響を与えた人物として赤間さんの話はまたいつか・・・。