カスケットの銘木アイテム専属ビルダーでもあるヤマギシトモヒロ氏がついに完成させた、オリジナルランディングネット「Compaction Net」。世の中折りたたみ式のランディングネットは数有れど、ここまで高いレベルで独創性、実用性、美しさを兼ね備えた物は、まず他に見た事がありません。
そして今回ついに、従来の張り合わせ式では不可能と言われていたスタッグ素材の使用も独自の「ラウンドバー構造」により用いる事によって成功しています。
人工物であるフレームと天然素材である鹿角の造形が見事に融合している様は実にお見事。さながら森の中に佇むフランク・ロイド・ライトの名建築「Fallingwater」を思い起こさせるような美しい調和です。なおカスケット別注版であるウッドワーズでは今回、グリップエンド部分の形状を特別オーダー。斜めにカットした断面には「Woodwords」の焼印、先端はレザーソングの伝統を受け継いだ仕様となっています。
もちろんウッドを用いたグリップも入荷。瘤材もいいけれど、この構造は特に、素杢の美しさが活きるように思います。「どうしても無垢材を使用したかった」という氏の拘りが存分に詰まったこのネット、”職人ヤマギシトモヒロ氏” そのものの様な、静かで力強い美意識を感じる逸品です。
商品は現在ご紹介に向けて準備中。8月31日19:00より販売を開始する予定です。