2020/09/29クランクアップ後のドゴールキャップ
まだ明日までは渓流に行けるのかと思うと、どうも気持ちがソワソワします。9月は日本の北から南へと、毎週慌ただしい週末テスト釣行のスケジュールでしたが、すべてにおいて魚からの返事がもらえて、とても幸運でした。この結果を元にブランク設計に微調整を加えたり、コスメの詳細を詰めながら販売方法なども検討していきます。申し訳ありませんが、まだまだ先になります。とりあえず、解禁中にテストをしていることが皆さんに分かって欲しく、公開したまでです。(販売が近いわけではありません。)
さらにOBB67Mプロトではもう一本の尺上サイズがブランクを曲げてくれました。これにてOBB67Mテストは無事にクランクアップであります。本流ヤマメ、サツキマス、北海道のレインボー、アメマスなど、多くの魚に、あらゆる流れでの使いやすさを盛り込みながら、さらに最適な状態に仕上げます。新規ブランクの詳細や販売方法は今年のトラウトオフまでにまとめます。
さて、ドゴールキャップが10月初旬に仕上がってくることになりました。「がーん、禁漁直後に・・・」と思いましたが、これでも職人は懸命に急いでくれたようです。責めることはありません。ドゴールキャップの新作を待ってくださるお客様がいてくれることを切に願います。販売準備が整いましたらまた告知いたしますね。









陽は既に高いのに涼風漂う渓流に到着。目ぼしいところは車、車。三つ目の場所でようやく入渓。ブランクの調子はいい。しかし投げる様子を動画に収める時間だけが続き、ここぞと言う大場所は沈黙を貫きます。もう環境的な絵を撮ることだけにしようと歩き続けた、小場所、それほど気合の入っていない流れから、この山女魚が姿を現わしました。
この試作をギリギリに仕上げた職人が引き寄せた執念の幸運でしょう。この続きはまた後日に。せっかく撮った動画をゆっくり編集してオフ期間にお届けしたいと思います。
お名前: 小藤 恒久様
てしまより:小藤様からいただいた投稿です。いつもありがとうございます。懐かしいトラディションTR52LS-4Pは現在のACB52LS-4Pと同じブランクです。このしなやかで人気のあったブランク(ACB52L)は昨日のACB52Mと同様に現在の受注納品で一旦終了とさせていただき、来季は受付はせず、一旦終売とさせていただく予定です。
お名前:河野様
てしまより:河野様、昨年のご紹介が遅れました。この素晴らしいヤマメはとっておきにしておいたのですが、今年新たな投稿も来ましたので慌てて紹介です。毎年すごい投稿をありがとうございます。さて、アルセドクライマーACB52MS-4Pは昨年受付のブランクの製作が終わりましたら、来季からは限定的な販売のみで受注生産は停止させていただきます。
「釣り道具をひとまとめに持ち運ぶ。」釣り旅の重要なポイントです。大型のバッグにひとまとめに入れるとあれやこれやと整理がつかなくなったことありませんか?普段の日帰りの釣りでも道具をきちんと収納できる方はきっと釣りも上手です。
実はこのバッグの企画を見たときから待ち望んでいました。ここ数年開発してきたアウトバックビリーバーを始め、アルセドクライマーなどパックロッドシリーズをメインロッドとして釣り旅に出掛ける妄想が一気に膨らんだのです。ブランクだけのこの竿も開発中のものです。
全面パッド付きで表面は高密度なコーデュラナイロン。フライロッドチューブのまま入れることも可能ですがパッドだけでなくABS樹脂のフレームも入っているので、そのまま入れても大丈夫そうです。
背面のショルダーストラップは使用しない時は取り外すこともできます。この機能は普段の釣りでは車に放り込むだけなので、外せるのは意外と便利。しかも着替えやカメラはバッグパックに収納していることも多いのでハンドストラップだけで十分という方も多いでしょう。