2022/05/26夕方のボロンハンドル販売会に向けて
今回は久々にスピニングのボロンハンドルです。トリガーの要望が多く、あまり製作できていませんでしたが、かく言う僕もスピンの出番が相変わらず多い一人です。そして来季にACB554MS、ACB524MSとスピニング前提ブランクの新作リリースを企画していますのでスピン派の方は期待してください。さて、今回のスピンの販売でもcマイルなし設定のハンドルもございます。運良くボロンハンドルを入手して、ブランクは1本もないよと言う方が出ましたら、今回まで「初めてのカスケットタックル支援」対応を致しますので、買えた後でお申し出ください。(お問い合わせフォームにてお願いします。)
カスケットのブランクコードの読み方は上記の通りです。前回より新作の加筆もあります。またACB554MはRB551Mのパックロッド化ブランクです。ACB524Mは廃盤となったACB52M-4のリニューアル版として登場します。ブランク第三世代構想としてパックロッド化を進めていますが、1&Halfブランクは、性能の高さと設計の自由度が捨て難く、マークスパイダー、レボリューション、スーパーディスティニィは継続させるつもりです。(製作は2〜3年と間隔は開くと思います。)







渇水で水深は浅くなり、ヤマメの警戒心はいよいよ上がっています。こうなるとより基本に忠実に、魚が食いやすい場所にスッと入れ、追わせずにバイトさせてやる必要があります。
こんな時、バルサトラッドが有効な時があります。それはこのミノーが得意とするスライドステップがバイトトリガーになるのです。ウッド版トラッドとの使い分けはズバリここですね。
流速、水深、距離、風の総合的な判断で、できるだけ見せられるタイプ(51Sor51HS)を選ぶ。51Sは前後をシングルフック設定にすると、水温次第ではフローティングに近くなります。漂う時間を調節しながらミノーを目的の場所に送り込むことができる。そのためにもラインは見えた方が良いと僕は思うのです、だから
こう書くと、トウイッチングミノーと思われるかもしれませんが、そこは僕が提唱するスイッチアクションを正しく守るミノーです。もちろんただ巻き性能にも拘っており、バルサトラッドのワイドローリングは適正な流速であればグリングリンとドリルのようなローリングで瀬を渡ってきます。表面塗装を強化しながらアクションレスポンスも向上させました。ぜひ新しいバルサトラッドを川で泳がせてください。
さて本日、12時からはこのバルサトラッドのセット販売からスタートします。重さとアクションの違う2タイプに、色でも使い分けたい6色をご用意しました。6色全部買えるのはこの時だけです。(2回目の19時はバラ売り販売で4個までとなります。)お見逃しなく。
さて、動画内でも使用しているバルサトラッドを今週販売する予定です。今回、ミノーは2回に分けて販売を予定します。それぞれ販売方法が異なりますので、後日詳細をお知らせします。
4月15日は皆さんにとって忙しい販売日になります。少し時間をずらしてウッドワーズのコンパクションネットを久々に販売します。今回はレザーケースの販売はありません。先に発売のcaseなどに収納いただけると幸いです。詳細はまた続報いたします。取り急ぎレポートと予告まで。
まさに寒の戻り。この時期に九州で氷柱を見るとは思いませんでした。しかしこれから日に日に暖かさを増して魚も移動を始めますね。引き続き554のテストです。これまでのカスケットファンにもレボリューションRB55MSのようなパックロッドを持ちたいと思う方は多いでしょう。
49でも48でも51でもない、本流もカバーできるバーサタイルな55レングスに細身のシャフト。1&Half時代にも言っていましたが、開拓渓流でどのくらいの渓流規模かが分からない時、RB55Mのチョイス率は高いのです。そんなブランクでパックロッドで完成したら、メインとしてもサブ(予備)としてもこんなに心強いロッドはありません。
さすがカスケットのブランク設計の全てを知っている職人が作った試作。すでに思っていた性能に近く、OKサインを出して良さそうです。このサイズになるとぐんと乗った瞬間に「お!」と声が出てしまう重量感があります。ルアーはバルサトラッド51S。空気は冷たかったけれど水中はもう先日の陽気で温かくなっていました。
さて、クラシカルなスタイルを完成させるなら足元はシムスならばG3ガイドでしょう。安心なフェルトソール。僕はウールに張り替えて数年使います。ウールフェルトを張り替えた後は爪先と踵に留め具としてネジを打ち込んでいます。減りも防止して止まりもいい感じですよ。
お名前: 新井順也様