2022/08/102023年製作ブランク予約受付のお知らせ
2023年度製作予定のブランクの受注会を8月17日に行います。受付はマークスパイダーMSB483MLT、トラディションTR514LS、TR514LTの3機種です。数字三桁の表記はカスケット独自のもので、ft、inch、pieceを表しています。
今回はCマイル保有数による優先時間を設けます。詳しい条件や時間割は後ほどお知らせしますので、よろしければこのブログのチェックを引き続きお願いいたします。

【お知らせ】カレンダー(店頭営業日)を更新。平日は通販のみ対応。お問い合わせは「よくある質問」をご覧になってからお願いします。







2023年度製作予定のブランクの受注会を8月17日に行います。
仕舞寸法38cm、メタリックブルーとブライトコパースレッドが光るこの美しいブランク、ACB514ML(ミディアムライト)は僕自身、「アルセドクライマー・ブランド」の中心的存在と位置付けています。使える区分を源流、渓流、中流と分類した場合、まさにどこでも使える幅の広さを備えています。開発のスタートはスピニング仕様での使いやすさを求めて作られましたが、トリガー仕様で使うとやや張り感を増して、比較的重量のあるルアーでも使いやすいのが特徴です。
同じML表記でもマークスパイダー、レボリューションもありますが、それぞれ硬さや調子が異なります。マークスパイダーのMSB483MLTはトリガー仕様を念頭に作られたミディアムライトでACB514MLよりもさらにティップからミッドが曲げやすく、キャスト時に必要なベンド部分をしならせやすく作っています。
余談にはなりますが、レボリューションの1&ハーフはさらに全くの別物でスピニングでの小負荷でのキャストで十分にティップ領域を使いやすく、ミッドからバットがフッキングのためのパワーを備えた1&ハーフならではの思い切った設計になっています。つまり簡単に言いますと、ACBがレギュラー、MSBがレギュラースロー、RBがファーストというテーパーの基本設計です。(524、554は、また少し違いますが、概ねの解釈としてください。)
さらに、TR514Lもありますが、これはパワークラスが異なり、また別設計です。本日はACB514MLの受付ですが、8月にはマークスパイダーMSB483MLT、トラディションTR514L(S&T)も受付を予定しております。
さて、カスケットのブランクとボロンハンドル、ベゼルグリップの関係をカメラのレンズとボディに例えてきましたが、それはまさにレンズ沼ならぬカスケット沼であり、楽しみ方に幅を持たせています。どうか少しづつでも揃えていただくと、手島が何をどう考えてこれらのブランクを作ったのかが見えてきて、より渓流の深みにはまっていくと思います。
狭小な渓流域で30cmを超える大型トラウトを狙う諸氏、お待たせしました。61mmのボリュームを活かした絶妙フォール速度のBALSATRAD61S。本日19時より発売を開始。販売はトップページよりご覧ください。
新しいアルセドクライマー、いよいよ(7月1日)予約を開始します。今回は554と524がございます。どちらもミディアムのやや強めの渓流パックロッドです。両者の使い分けを書きますが、あくまでご自身が使われる中で、どの要素に近いかでご検討ください。よく詳細の細部を聞かれるのですが、推奨値は参考であり、使い方次第では推奨値以上のことをしています。使う方がどのくらいの経験があって、どんな投げ方をされるかわからない状況では過小なことしか申せません。また推奨リール、推奨のボロンハンドル、はたまたルアーの使い勝手など。。。こうしたことは動画や写真を参考にしつつ、購入された個々が届いてからの楽しみ(妄想)にして頂けると幸いです。では、ご説明します。
【ACB524MSスペック】
【ACB554MSスペック】
お名前:石川様
ブルックトラウト、美しい魚ですね。僕もいつか自分で釣ってその目で見たい。石川様、ありがとうございます!
ブランクの先行受注に関しての「初めてのカスケットタックル支援」につきましては先のボロンハンドル販売までで締切させていただきます。「初めての〜企画」はこれまでにブランクをお持ちの顧客様への製作枠もしっかり確保しなければなりませんので、年に一度企画できればいいなと思っています。