2018/10/18ウッドワーズ紹介
ウッドワーズとはカスケットの銘木製作を担当するヤマギシトモヒロが作る彼自身のオリジナルブランドです。10月22日の販売に向けて、、、
来たるコンクルージョンの販売の時に、ウッドワーズのコンパクションネットも同時に販売を予定しています。
コンパクションネットはコア材のみのタイプと、コア材に化粧板を貼るタイプがあります。
販売は一点物もあり、一定期間(1〜2週間程度)受付するものありと、2種類を展開します。さらに御大、TクラフトのSTAGシリーズもこのオフに製作進行中です。迷ったら間に合わないと言われるランディングネットですが、ポチッとボタンを押す参考になれば幸いです。









この刻まれた模様のなんと美しいことでしょう。緻密な繊維のうねりと濃淡は砂絵による作品のようです。
しかしながらこのメイプル瘤、離れて見ていてもその美しさには、なかなか気付けません。優しい色合いと密な繊維は、遠目だとまるで目立つ事を控えているかの様に見えるのです。
ところがしっかりと向き合いレンズを向けると、その表情はカメラを向けられた女性の様に一変します。力強く、繊細。だけど決して主役(魚)よりも目立とうとはしない静かな美しさ。
色鮮やかな渓魚だからこそ、ぜひともこんな一本で優しく掬い、写真に納めて頂きたいと思うのです。
本日は10月22日に販売予定のコンクルージョンより「メイプル瘤」のご紹介でした。
人気の花梨瘤。右は「花梨瘤・橙 極上」、紅よりもワントーン明るい「橙」は使い込むと色が濃く、深くなっていく粋なところもあり、無数に入った瘤模様の華やかさはさらに目を惹きます。大きさはSTREAM23。左は「花梨瘤・白」、橙や紅に比べると、あっさりとした印象ですが鮮やかな渓魚の色彩を引き立ててくれる奥ゆかしさを感じらます。大きさはSTREAM26。
同じ材で、静寂さを感じさせる白から燃えるような紅、混ざり合う部分は青白や紅白など職人の手により豊富な色彩が生まれる花梨。杢の入り方でさらに様々な表情を見られるわけで、人が惹きつけられるわけですね。僕は空気が乾燥してきたこの季節にのど飴を食べるのですが、そのカリン(バラ科)とは別種になるようです。
【Single wood Conclusion】
右から花梨瘤、クラロウオルナット、ブラックマイカ(カスケットオリジナル樹種)
続いてはグリップ、フレームの単一同種ではありませんが、シングルウッドを意識したブレンディッドウッドパターン。左はグリップのブラックマイカに合わせて三層とも黒檀を使用した贅沢なソリッドブラックフレーム。右はグリップとフレームに山桜、中央のフレーム材は花梨を選び、桜を強く意識したパターンです。
「コンクルージョン」の販売を予定しております10月22日ですが、なんとウッドワーズの「コンパクションネット」と「マグネットリリーサー」も同日販売を行います。かなり盛りだくさんな内容となっていますので、ご期待下さい!!
※現在販売に向け準備を行っております。大変恐れ入りますが、販売時間、樹種、価格などに関するお問い合せはご遠慮下さいませ。