2019/07/19ボロンハンドル紹介
本日19:00時より販売予定の5ft用ボロンハンドルより一部樹種のご紹介です。
現在販売に向けて準備中ですので、種類や価格などについてのお問い合わせはどうかご遠慮くださいませ。宜しくお願いいたします。
先日のランディングネット販売時にもご紹介した銘木「シャム柿」。実はこの樹種の正式名称は「ジリコテ」。その昔、ジリコテの素晴らしさを知った輸入会社が仕入れを他社に真似されないために付けたコードネームこそ「シャム柿」だったという話や、本来シャム柿という樹種は存在したものの、すでに枯渇してしまった為に用いられたのが、このジリコテなのだという話など諸説あり、調べれば調べるほど謎が深まる樹種。その幾何学的模様は、他のどの樹種にも見られない独特なものです。
こちらはブラジルの銘木チューリップウッド。その美しさからヨーロッパでは「木の宝石」とも呼ばれます。フランス王朝ではルイ15世・16世のご用達の銘木とされ、かのベルサイユ宮殿の家具調度品にも使われているのだとか。現在は数が激減していることから伐採や輸出に規制があり、その希少度は増すばかり。華やかですが派手過ぎず、品のある色彩を見れば王族に好まれるのも頷けます。経年により深みのある色合いに変化していく過程も楽しみな一本です。
ブラックウォルナットを台木に、ヨーロッパ産のイングリッシュウォルナットを接ぎ木して出来る非常に珍しい品種です。2つの異なるウォルナットの拒絶反応から生まれる激しい瘤模様と複雑な色彩は他のウッドでは出せない独特のものがあります。ただでさえ希少価値が高い樹種ですが、接ぎ木による樹種のため成長が極めて遅く、材は枯渇の一途。厳選し、カスケットのリールシートになる物ともなると、その数がいかに極僅かであるかがご理解頂けるかと思います。
先日のランディングネット販売時にもご紹介した銘木「シャム柿」。実はこの樹種の正式名称は「ジリコテ」。その昔、ジリコテの素晴らしさを知った輸入会社が仕入れを他社に真似されないために付けたコードネームこそ「シャム柿」だったという話や、本来シャム柿という樹種は存在したものの、すでに枯渇してしまった為に用いられたのが、このジリコテなのだという話など諸説あり、調べれば調べるほど謎が深まる樹種。その幾何学的模様は、他のどの樹種にも見られない独特なものです。
こちらはブラジルの銘木チューリップウッド。その美しさからヨーロッパでは「木の宝石」とも呼ばれます。フランス王朝ではルイ15世・16世のご用達の銘木とされ、かのベルサイユ宮殿の家具調度品にも使われているのだとか。現在は数が激減していることから伐採や輸出に規制があり、その希少度は増すばかり。華やかですが派手過ぎず、品のある色彩を見れば王族に好まれるのも頷けます。経年により深みのある色合いに変化していく過程も楽しみな一本です。
ブラックウォルナットを台木に、ヨーロッパ産のイングリッシュウォルナットを接ぎ木して出来る非常に珍しい品種です。2つの異なるウォルナットの拒絶反応から生まれる激しい瘤模様と複雑な色彩は他のウッドでは出せない独特のものがあります。ただでさえ希少価値が高い樹種ですが、接ぎ木による樹種のため成長が極めて遅く、材は枯渇の一途。厳選し、カスケットのリールシートになる物ともなると、その数がいかに極僅かであるかがご理解頂けるかと思います。







相変わらず目が良いくせにメガネとサングラスが好きな僕ですが、また良いものを見つけてきました。今回はサイドカバー付きのサングラスです。
サイドカバーは背面や横からの光を遮って、目標物をはっきりと見ることができます。サイドカバーは穴を開けて曇りを避けるよう設計、そして丁寧に極小のネオジム磁石で留めるなど、凝った作りでしっかりしたサングラスという印象です。しかし、しかしです。こうした偏光サングラスは付属のレンズが暗めなのが釣り人にとってはいけません。
こちらが初期設定のデフォルトレンズ。可視透過率15%で一般的にはこの暗さが目が透けて見えない(格好いい)暗さなんだとは思います。マズメ時や日陰も狙う僕ら釣り人には暗すぎるのです。まして老眼世代の同士はかなり困ると思いますよ。
そこで福井県鯖江で作られる信頼の偏光レンズ・コンベックス社の偏光レンズを入れるサービスを企画します。大きめのフレームなのでハーフミラーで目をやや透けて見えない方がオススメ。可視透過率は40%近くあるので、ほぼ釣りの最中、かけたままで過ごせます。
比較。
サンプルフォト。老若男女、ハットもキャップもいけそうですね。受付は今月末までですが、予定数量に達し次第に終了となります。完成は8月下旬から9月初旬引き渡しの予定です。(初期設定のものはすぐに発送できる在庫がございます。)
フレームカラーはこのTORTOISE FORESTの一色のみですが、部位によって暗めに見えたり、模様が異なります。土曜日の来店日以外では選ぶことはできませんのでご了承ください。

画像左:ブラックマイカ(インプレス・ウッド)
ブラック(黒)・マイカ(雲母)の名の通り、鉱石色を纏う特殊な樹脂含浸杢。色合いや染まり方などはウッドの個体性質による所が多く、天然だけでも、人の手だけでも造り出す事は出来ないウッドです。人の手を入れる事で、より浮き立つ個性こそ、このブラックマイカの魅力なのだと思います。
画像右:レッドウッド瘤
深い焔色を発する「セコイア」の希少な瘤部分。世界最大とも言われる樹木の大きさとは対照的にその瘤模様は密で繊細です。
お名前: 新井順也様
ロッド: マークスパイダーMSB51MLT
ハンドル:神代杉
リール: アンバサダー 2500c
ルアー: ハッスルトラッド501
ランディングネット:Tクラフトスタッグ・ネットフレーム神代杉
ライン: PEライン0.6号
コメント: いつもお世話になっています!雨上がりの朝、ハッスルトラッドをキャストすると尺越えのヤマメがヒット!その後もう一本出てくれて帰りの足取りも軽やかでした(笑)
お揃いの神代杉のハンドルとフレームのスタッグネットが最高の風景を演出してくれています。
新井様、ご投稿ありがとうございます。神代杉縛りとは粋な趣向をお持ちですね。杉は他の銘木と比べて派手さはありませんが、独特の柾目模様は瘤とは違う神聖な木の雰囲気が漂います。特に神代は土中で色が変化したもので希少です。以前は比較的手に入りやすい樹種でしたが最近、完売が早いのでお勧めするのも気が引けますが、瘤材の中にそっとこうしたシンプルで味わいのある樹種が居ると双方が映える、そんなコレクションなのです。ボロンハンドル、販売に向けて準備中です。

以前、書道で免許皆伝の腕前を持つ友人から「書は余白で見る」と教えられたことがあります。リールシートとして削り出し、余白を生んだスタッグ・ボロンハンドルを手に取ると、いつもその友人の言葉を思い出します。何もない空白部分から調和と美しさを見い出すのは日本人独特の美意識。「在る」ことだけが美しさではない、引き算の美学。是非ともこの繊細な美しさをお楽しみ頂きたいと思うのです。
7月19日(金)に5ft用ボロンハンドルの販売を予定しております。
本日は入荷したボロンハンドルより「スタッグ:鹿角」のご紹介でした。
その他銘木を使用したボロンハンドルも入荷しています。販売をご期待ください。