今度のアンバサダー2500C IARは全てのパーツをデッドストックの新品、あるいはレストアながらも未使用品ばかりを集めて作った新品のリールといえます。
つまりジャンク品とはいえ、お買い上げの方が真っ新なファーストオーナーとなるアンバサダーです。
しかもアベイル製のカリカリチューンは現在考えられるだけのパーツを搭載。搭載の軽量パーツは「レベルワインダー、コグホイール、コグホイールギア、両軸ボールベアリング、マイクロキャストスプール、マグネットブレーキ、ハイギアセット、5本爪ドラグホイール、ピニオンブッシングBBキット」とまさに見た目クラシックなスポーツカーのような仕上げとなっています。
・・・とここまでは素晴らしい話なのですが、私、予算というものを考えずにとにかく材料を揃えることだけを考えて、かき集めておりました。(汗)
ピュアフィッシング掲載のパーツ価格を参考に純正パーツだけを集めて2500Cを作ると¥57,400くらい掛かります。さらに私はサイモンさんをはじめアメリカのアブ収集家3軒から、すでに廃盤のパーツを高値で買いましたので、パーツによっては日本の純正価格の1.2〜1.5倍を費やしていました。
つまり、・・・これにアベイルパーツの合計金額¥31,400とパーツ代約¥68,000くらいを足すと・・・・このリール、10万円の値をつけないと元が取れないリールになっていることに今更気がつきました。(大汗)こんなリール、買う人がいるのだろうか・・・心配になってきました。上写真の他にあと2台も仕込んでおり、来週には赤間さんがチューニングを完了する予定となっています。販売価格や方法など来週までお待ちください。