2020/08/22侘び寂びブラックバック
基本カラーのブラッシュアップも怠りません。背黒ことブラックバック系は基本中の基本色と言えます。これにショルダーカラーの色を変えるだけで水色での見易さも大きく変わります。ミノーがどこにある意識をしながら、魚にも自分にも隠れたり見えたりする動作は興奮と衝動が掻き立てられる。さて、今回塗ってみた2色は粉引の茶碗と織部の緑と言いますか、「侘び寂びブラックバック」と名付け、ブラウンショルダー(茶)とモスグリーンショルダー(緑)をそれぞれハッスルトラッド502と501に搭載してみます。どちらが使いやすいか、地元の渓でそれぞれ楽しんでもられれば嬉しいです。
色々考えることがあって追いつきません・・・皆様も良い週末を!








様々なテーマを持って木片小魚(ウッドミノウ)に色を重ねていきます。そうして大まかな配色バランスは釣り師好みの色合いパターンを反映しつつ「釣り師の気が載る」ことを大事にします。
これまでにいくつか出している洋鱒シリーズ、自分で企画しながら、いつか一つのミノウで全ての色を揃えてみたくなりました。
昨年、シムスがヴェイル・カモ社に依頼して完成した世界初の対魚用迷彩「リバーカモ」。これは決してデザイン的なものではなく、独自のカモフラージュ理論、自然界に存在する数学的法則、ターゲット環境を想定したカラーパレット、魚の視覚に関する科学的データから導き出された、極めて科学的なステルス性を持っている画期的なパターンです。
こちらがリバーカモ。高コントラストで独特な色合いとパターンは、なかなかのインパクト。しかし意外にも合わせやすく、着てみるとスッと馴染んで見えるから不思議です。
そしてこちらが、リバーカモの2型とも言える「RIPARIAN CAMO = ライペリアンカモ」。SIMMSの説明によれば、大小のパターンを組み合わせることで、ターゲットとの距離に応じて”輪郭を歪ませ認識しにくくする”効果を発揮するとのこと。確かにパターン同士が透けて重なるように複雑化されているのが分かります。

ファルコンシリーズの新たなモデルを北海道でトレイル中の斉藤さんにテストしてもらっています。
渓流仕様となるFLC50Sは源流直アップに特化したコンセプトでしたが、今回のニューモデルはアップもダウンも使える要素を盛り込み、ファットボディの安定性にフラットサイドを削ることで視覚的なアピール性能と瞬間のゆらぎ(不安定要素)を特化させました。アイも今回から三層アイに進化。
写真提供:angler saito氏
僕も
薄手でサラリとしたポリエステル生地はとにかく清涼感ある着心地。さらにキャスティング動作を考慮して身幅はややゆったりな設計。空気も通りやすいので、特に暑い季節にはオススメしたい一枚です。
背中と肩のベンチレーション、胸ポケット&アクセサリーループ、首元を日差しから守る二段式のエリなど、釣りに必要な機能も満載。
現在当店でラインナップしているカラーは5色。良い色合いばかりなのも魅力です。