2021/09/01+BRADE発売開始
お名前:SHINYA様ロッド:アルセドクライマーACB51MLT
リール: カルカッタコンクエストBFS
ルアー: ジャックガウディプラスブレード
ランディングネット:コンクルージョンSTREAM26 ライン: トラウトプラッギン6lb
コメント: いつもの堰堤にて丸々太ったヤマメに遊んでもらいました。 ここ最近続いている雨で水量が増え、濁りも出ている状態でしたが信頼を裏切らないポイントです! ジャックガウディをスローで巻き取ってるとサイズ以上の勢いで引ったくる当たりで楽しませてもらいました。 まだまだ扱いが慣れておらず底に引っ掛けることが多いですが次回は本流で尺越えチャレンジしてこようと思います。
ジャックガウディに取り付ける「+BRADE」がようやく仕上がりました。先行販売で真っ先にご投稿を頂いたのはSHINYA様でした。通常の渓流では根掛かりも多く、引っ掛けてしまい、裸で潜って取りに行かれたとのこと。状況や水圧、沈下速度、地形、地質など最適要素を見つけるには僕もまだまだ研究が必要です。そんなご苦労をお聞きして、景品はないと言っていましたが、やはり、お礼にSHINYA様にはアンバサダーピンバッチを進呈いたします。
意外にも先行販売で購入いただいた方もブレードの取り付け向きを間違う方が多かったです。ジャックガウディ誕生時もそうでしたが、トラウトフィッシングにはレイクジギングも、そしてチャターブレードも馴染みのなかったものですから致し方ありません。僕自身も、このブレードの活用をめぐって様々な妄想とアイデアを浮かべながら、今年はテストにかける時間が足りていません。
こうしたらもっと釣れる、水深やこんな場面が最高に良いなど研究したいテーマです。モンスタープロデューサーの時にも話しましたが、ルアーに反応する魚は全体の約5%だそうです。これを0.1%伸ばすだけでも素晴らしい価値があります。これまでの釣り人生で何度か、そうした瞬間を目撃してきました。バス発祥のチャターブレードがトラウトにどういう効果があるのか?新しいことをするのって楽しみです。








ご注文の流れ
昨日に引き続き9月02日販売のボロンハンドルより「メイプル瘤・極上(オールウッド)」をご紹介します。カナダ及びアメリカ北東部に自生するカエデ属の銘木で、瘤、縮み杢、玉杢、バーズアイ、スポルテッドなど、数ある銘木の中でも特に多様な変化を見せるのがこの樹種の面白いところ。こちらは瘤材の中でも特に激しい変化と瘤の密集を持つ「極上」の部位を使用した一本。緻密な繊維のうねりと濃淡はまるで砂絵による作品のような表情です。力強く繊細な瘤模様ですが、決して主役(魚)よりも目立とうとはしない静かな美しさもつ、非常に上品な銘木です。
続いては、日本の象徴とも言われる野生種「山桜(オールウッド)」。その慎ましい表情には実に品があります。一見地味にも見える杢肌に現れているのは派手な模様や色彩ではなく「侘び寂び」の心。その繊細極まる表情をじっくり観察すると、実は豊かな色彩に溢れている事に気がつくはずです。見た目だけではなく、そのものが持つ歴史や背景を重んじる私たち日本人には語りかけてくるものがある樹種です。
本日最後は「ピーチウッド(オールウッド)」。古くは、日本最古の神話「古事記」のイザナギとイザナミの逸話にも登場し、「魔除け」や「不老不死の象徴」としても有名な桃の木。独特な赤褐色の杢肌の中には、導管の畝りとそれによる繊維の煌めき、ブラックラインを伴う複雑な模様と色彩が散りばめられており実に豊かな表情。見るほどに味わい深く、東洋的で静かな美しさを有した一本です。
当店にて¥11,000(税込)以上お買い上げの方にご覧の防水仕様のステッカーを2枚1組みをプレゼントいたします。一度のお買い物に付き、1組とさせていただきます。無くなり次第終了となります。夜間帯の購入により予告なく終了する場合もあります。

来たる9月02日に販売予定のボロンハンドルより、一部をご紹介します。1本目は「マーブルウッド杢(瘤入り)」。別名「黄金樟」とも呼ばれるミャンマー原産の銘木。非常に多くの油分と鉄分を含んでいるため朽ちにくく、その美しさと耐久性から、かの有名な悲劇の豪華客船「タイタニック号」の甲板部分にもこのマーブルウッドが使用されていたと言います。こちらはその中でも希少な「瘤」と縮み杢のシルクのような輝きを放つ「杢」部分を併せ持った一本。金〜褐色のグラデーションを持つ杢肌に散らばる、明るい橙色の瘤目が特徴的で写真にも映える銘木です。
2本目は「シャム柿」。銘木好きの方なら一度は聞いたことがあられるであろうこのウッド。実はこの樹種の正式名称は「ジリコテ」だそう。その昔、輸入会社が仕入れを他社に真似されないために付けた別名こそ「シャム柿」だったという話や、本来流通していたシャム柿という樹種が枯渇したために用いられた材だという話など諸説あり、とても謎多き銘木です。その名前から「黒柿」と比べられますが、魅力は全くの別物。黒柿が東洋の水墨画なら、こちら「シャム柿」は西洋のドローイングのような美しさを持っています。
3本目は「インディアンウォルナット」。インド北部からパキスタン北東部の山岳地域、カシミールに生息する希少なウォルナットの一種です。こちらの個体は、褐色が強く、独特の斑紋を伴っていることからタイもしくはビルマ産の物ではないかと推測されます。数百種あると言われるウォルナットの中でも個性的で非常に流通量が少ない希少材。この樹種をご存知の方はかなりの銘木マニアとお見受けいたします(笑)
本日最後は「花梨瘤/紅」。東南アジアを中心に自生するマメ科シタン属の広葉樹。杢、瘤共にその華やかさはまさに銘木界の花形的存在と言えます。中でも濃い赤みを持つ「紅」は実は非常に希少度が高い樹種であり入手は年々難しくなる一方です。 その変化に富んだ表情に魅せられる人は数知れず。材は緻密で、手に取った瞬間ズッシリとした重みが有り、これぞ銘木!と納得させられる質感を持っています。