2021/09/30forest down、トラウトオフへ
「forest down」はカスケットが提案した「森にどっぷり」みたいな合言葉です。街から森へ、谷へ。「fish & life、つりのある暮らし」に続く合言葉でした。いやむしろこれからの季節は自宅で「つりのある暮らし」が始まりますね。今冬は同タイトルのステッカー企画も動きます。
今年の渓流を無事に終えました。寒くなってくると体と心に妙な哀愁感が漂ってくるのですが、こうして新米をいただくと、心が温まって喜びと安堵を覚えます。日本人でよかった。
さて、これから冬に向けトラウトオフですが道具のメンテナンス、補充、新調の季節が到来です。とりあえずカスケット愛好家の皆様、今年も無事でなにより、お疲れ様でした。
これからの秋冬は「つりのある暮らし」を充実させる、新規ブランク、コンクルージョン、ミノーなど販売企画します。ぺルフェ企画の「case」、「Leather net code」の受付は本日の13:00に終了させて頂きます。








10月04日販売予定のコンクルージョンから26cm内径の「クラロウォルナット瘤」をご紹介します。2つの異なるウォルナットを接ぎ木することで生まれる特殊な樹種で、拒絶反応から生まれる激しい瘤模様と複雑な色彩は他のウッドでは出せない独特のものがあります。深い色合いのダークトーンな物が多いですが、こちらは明暗がはっきりと出ており、クラロウォルナット特有の表情を存分に楽しむことができます。
フレーム材は世界三大銘木のひとつ「ホンジュラスマホガニー」を使用。すでに枯渇してしまったキューバンマホガニーを除き、現在「本物のマホガニー」と言えば、ほぼこのホンジュラスマホガニーを指しています。とはいえ、こちらもすでにワシントン条約により新たな伐採や取引が制限されている希少樹種となっています。
フレーム両面のマホガニーに挟まれる中間材は「神代欅」。地殻変動などにより、千年以上もの間地中に眠っていた欅です。酸素が遮断された地中で酸化、風化する事無く、気が遠くなる程の長い時間を掛けて大地が染め上げたその茶褐色〜緑灰色の杢肌は何とも表現しがたい風合い。また地中で火山灰の成分などを吸い込み半化石化した杢材とも言われています。「クラロウォルナット」「ホンジュラスマホガニー」「神代欅」という希少種ばかりを集めた銘木通なら雄叫びを上げる一本です。
遠征の行く先々で僕のベストに取り付けられたブローチのことをよく聞かれます。これは僕にイトウ釣りを教えてくれた川村謙太郎さんが2003年に109cmのイトウを釣り上げた記念の純銀ブローチです。彼がデザインと企画、出資し、親しい友人たちに配りました。お金のかかる自慢です。(笑)このブローチに奮起して僕もメーター超えを目指し、それから運良く数匹のメーターオーバーを手にすることができました。
2021年、このイトウブローチのリバイバルをカスケットが企画することになりました。これは差し上げる訳ではないのですが、、、、(え、ケチだって!?笑)Ruinos Huchenユーザーもずいぶん増えてきましたし、いつかRuinos Huchenを手にしてイトウを目指すきっかけになれば幸いです。またイトウ愛好家の方に誇りや願いの象徴として身に付けていただければ嬉しいです。
10月04日(月曜日)お昼12:00よりコンクルージョンとスタッグモデルの販売を開始いたします。
【特典:スタッグ・ボロンハンドルをセミオーダーで作成】
今回「STAG MODEL」をご購入頂いた方は「5000Cマイル」をご使用頂くと「スタッグボロンハンドル」をオーダー頂く事が可能です。スタッグボロンハンドルのオーダー有効期限は「STAG MODEL」ご注文日より1週間となります。以降にお申し出頂いても製作はお受けできませんのでご注意ください。
*注意点
・ボロンハンドルに使用するスタッグは極力色が合うように努力しますが、在庫次第では合わない場合もございます。
・STAG MODELとはご納品時期がことなるため、別決済、別発送となります。
先日紹介した真鍮カラーの金具で、このキーチェーンだけは入荷していませんでした。本日になってようやく入荷。これも結構使いやすいですよ。