2022/10/07「forest down 刻印ボロンハンドル」
先日予告していました「forest down 刻印ボロンハンドル」の受付を始めます。受注製作で先着ではありませんので締め切り日までに悩んでいただいて結構です。また画像はサンプルです。実際のものと色の濃さなどは個体によって異なります。なお木色が濃いと刻印が目立たないのでやや明るめの木を選ぶようにします。そのほかの細かな指定はお受けできませんことを了承ください。
今春に販売をした「f.dベスト」の特典として刻印入りのボロンハンドルを企画します。ベストを発注いただいた方だけの企画です。もちろん不要な方は申し込みを強制するものではありませんので、スルーしてください。ウッドはメイプル系(茶)とウオルナット系(濃茶)、花梨系(橙)の3種類からお選びいただけます。受付手順は以下の通りです。
(STEP1)希望樹種・スピニングorトリガーを選択。
【受付ページはこちら】
申込者だけ入場できるページを10月7日に公開。10日に締め切ります。
(STEP2)ボロンハンドルのタイプを選択。
希望樹種を申し込まれた方のみ、専用ページをご案内します。ベゼルグリップはお受けできません。
ハンドルタイプは10月14日までに申し込みを完了させてください。
(STEP3)(1)と(2)をおまとめしてください。
最終価格は(1)と(2)を合算させた金額となります。
【スピニングタイプの価格表】
| SPIN タイプ |
対応ボロンハンドル | ボロンハンドル基本価格(2) ウッドなし* |
刻印ウッド価格(1) |
| A | 5ft対応 | ¥32,400 | ¥10,000 |
| B | 5ft対応 | ¥33,000 | ¥10,000 |
| C | 6ft対応 | ¥34,600 | ¥10,000 |
| D | 6ft対応 | ¥36,100 | ¥10,000 |
| E | 7ft対応 | ¥38,600 | ¥10,000 |
| E | 7ft対応 | ¥40,000 | ¥10,000 |
| G | 8-9ft対応 | ¥40,800 | ¥10,000 |
| H | 8-9ft対応 | ¥44,800 | ¥10,000 |
上記表の価格は刻印ウッド代金(1)は差し引いておりますので、最終合計は10,000円(1)と上記の金額(2)を合算した金額となります。
【トリガータイプの価格表】
| TRIGGER タイプ |
対応ボロンハンドル | ボロンハンドル基本価格(2) ウッドなし* |
刻印ウッド価格(1) |
| B | 5ft対応 | ¥34,200 | ¥10,000 |
| C | 6ft対応 | ¥35,600 | ¥10,000 |
| D | 6ft対応 | ¥37,000 | ¥10,000 |
| E | 7ft対応 | ¥39,100 | ¥10,000 |
| E | 7ft対応 | ¥40,500 | ¥10,000 |
| G | 8-9ft対応 | ¥41,400 | ¥10,000 |
| H | 8-9ft対応 | ¥45,400 | ¥10,000 |
トリガー Aタイプは推奨ではありませんので掲載がありません。 上記表の価格は刻印ウッド代金(1)は差し引いておりますので、最終合計は10,000円(1)と上記の金額(2)を合算した金額となります。








明日10月07日の販売に向けて、本日も引き続き入荷したベゼルグリップのご紹介を行います。
花梨瘤/橙白(税抜:121,000円)
その色調から縁起物とされ、数ある「花梨」の中でも一際有名なのが「紅白」や「橙白」と呼ばれる2色部位。突然変異を起こした「瘤」部分というだけでも希少部位ですが、更にその中でも芯材(中央付近の赤瘤)と辺材(周辺の白瘤)の境目部分のみを贅沢に木取りしたのが、この「花梨瘤/橙白」です。
こちらは極上と呼びたくなるほどの密集した瘤目とコントラストを持っており、花梨らしい重厚な素材感があります。
華やかな見た目と、銘木好きからの熱狂的な支持は、まさに銘木界を代表する存在と言っても過言ではありません。同じ花梨瘤の紅白よりもワントーン明るい赤身の部分が特徴で、経年とともに赤黒く変化していきます。
花梨瘤/青白(橙入り)(税抜:121,000円)
続いては昨日と同じ樹種「花梨瘤/青白」ですが、こちらはさらに「橙」が入り混じる「トリコロール」に近い一本。
同じ花梨の部材の中でもこの少ない面積に3色が混ざり合う部分はまさに極少量。辺材(白)と芯材(橙)の境付近で、なおかつ、白瘤の部分が腐朽菌によって侵食されてなければ完成しないまさに偶然の産物。
「橙」が片面にしか入っていないため、表記上は「青白」としていますが、ほとんどトリコロールと呼べる希少なベゼルグリップです。
エンブレムイグジストのために専用マイクロファイバークロスを作りました。箱のサイズにピッタリ。ダイワに製品登録するとダイワのクロスが貰えるようですが、こっちを仕上げ用にしてください。(笑)
来たる10月07日の販売に向けて、本日も引き続き入荷したベゼルグリップのご紹介を行います。
黒柿(税抜:115,500円)
1本目は、日本が世界に誇る銘木界の最高峰「黒柿」。数万本に一本とも言われる確率でしか出現しない「墨流し」を纏う柿の木で、その独特の模様は柿が地中のタンニンを吸い上げ、化学変化を起こしたものとも言われています。(※諸説有り)
見どころはやはり白太に入った黒「墨流し」。模様の入り方や濃淡の出方は実に様々ですが、これは木取りする職人によるところも大きく、技術とセンスの見せ所でもあります。
さらにこの個体は見どころがもう一個。それは黒柿であまり見ない「カーリー:縮み模様」を併せ持っている点です。横方向に入る滑らかな縮みと、スパっと縦に割ったように入る墨流し。このコンビネーションは堪りません。
花梨瘤/青白(税抜:109,000円)
続いては「花梨瘤/青白」。銘木界きっての人気&知名度と言って良いマメ科シタン属の広葉樹「花梨」。突然変異を起こした「瘤」部分というだけでも希少部位ですが、「青白」は白瘤の一部が腐朽菌によって侵食されることで偶然に造り出される産物。
こちらの個体、片面は「白」が多く、もう片面は「青」が多く入り乱れる2面性のある表情が特徴的。写真の撮り方によって全く別の個体に見える、一本で二度美味しいベゼルグリップです。
店頭のデモ用のアブに装着していたハニカムスプールを今年現場で何度か使いまして、改めて良さを知ったという話です。
2520スプールはブランキングされておらず、非電磁のジュラルミンスプールの内壁が回転することにより電子が発生、それをネオジム磁石の磁力で抑制する仕組みです。これを2500Cに搭載したアベイルはすごいと唸ったものです。これは好みの磁石を付けることでブレーキを調整できますが、現場ではちょっとやりづらい。
対して、肉抜きされたハニカムスプールは内壁の面積がないことで十分な電子発生が得られないのでスプールの中央部分に円盤型の内壁を装備させ、同じくハンドル側にマグネットブレーキを装着。このマグネットブレーキがネジ式になっていて、スプール内壁との距離を調整できるという優れものです。¥
遡行しながら1本だけロッドを抱えての実釣時、ミディアムクラスのブランクで3gから8gまで投げる場面で3g側にブレーキ設定しておくのですが、重いものを投げるとキャスト同時にサミングしなければなりません。また昼からの2ラウンド目でラインを数メートル取り去って投げるとブレーキが効きすぎます。1個だけ磁石を減らせばいいのですが、現場で難しい。それがハニカムスプールだとギアボックスを開けてクリクリとマグネットユニットのネジを回せばブレーキの微調整ができます。これが結構微妙に変わるので感動です。
ちなみに、ラインのキャパを増やす2540スプールには専用のマグネットユニットが必要です。大型ルアーを投げる想定ならばマグネットの数も増やしたマグネットユニットを持ち運べばOKです。ブランクのしなり具合やルアーの重さなどで即座に微調整できるハニカムスプールに乗り換えてみませんか?