2023/02/2823年ルーカステイラーの紹介
約5年ぶりにカスケットの防水透湿ジャケット「ルーカステイラー」が製作となります。ルーカステイラーはカスケットがトラウトフィッシングのため、そして普段にも使えるよう、細かくデザインを詰めたレインジャケットなのです。 まず、先のスペイジャケットを焼き直したII型と比較すると、II型は「防風、小雨、クラシックファッション」を追求し、I型は「完全防水、雨中の釣り、スタイル抜群な運動性」を追求している点で使い分けをしています。新色、クラウディグレーでその機能を紹介します。
【防水カフス】このカフスには自信があります。ワンタッチでオンオフ可能な防水カフス。ネオプレンを折り返して作ったベルトはクッション性(密着性)が高く、素肌に巻けば密着して、そのまま腕を水に浸けても浸水を防ぎます。雨中の釣りはもちろん、魚が釣れた時、ルアーを引っ掛けた時に、このカフスの効果を知ることになります。
【ポケットデザイン、下向き止水ジッパー】ポケットは胸に三か所。使い方は様々ですが最も左にあるポケットは釣りの間ほとんど開けない前提のものを入れると良いでしょう。例えば鍵、携帯などです。 さらに下向きにジッパーを閉じるのがTESHIMA式。ラインやルアー、フライを結び替え終わった頃、前方の水辺に気を持っていかれて締め忘れることが多いあなた!手島もそうであります。 そうして釣りを始めてポケットが開いていることに気がついた時、下向きジッパーは片手で閉められるのです。これで落とし物や、あなたの釣りを中断することはありません。 またお腹左右の大型ポケットにはコンデジも入るような大きさで設計。もちろんこれも下向きジッパー、TESHIMA式です。(本来の名称ではありません。)
【ラグラン・短丈】肩の作りはカスケットが多く採用しているラグラン型なので、肩幅にフリーサイズでシルエットが綺麗に見えます。行き丈はウエーディング用にやや短め、しかし短すぎないので普段に着ても胴が短く、腰から下が長く見える、(足が長く見えて欲しい)欲張りなおじさんにおすすめなグッドデザイン。背面を少し長くとっているのでお尻周りを覆うように濡れることを防ぎます。
【永久定番のブラック】様々なカラーを検討した結果、最も汚れが目立たないクールな配色、ブラック系は定番です。23年版は肩のブラックがネイビーに変更になっています。オフショアの釣りで、黒いEVAを脇に挟むのですが、脇部分はチャコールなので色移り(汚れ)も目立たない配色です。
つづく








SIMMSの小型軽量プライヤー「Flyweight Plier」が久しぶりに入荷しました。生産ロットによるアルマイト処理の差なのか、前回入荷した物とはやや色合いが異なっています。ブラウン掛かったと言いましょうか、ほんのり赤みを帯びたグレーになっており、いっそう上品な雰囲気。(もしかするとレアカラーかも?)
独創的な上下非対称形状は人間工学に基づいたもので、確かに握りやすくジョーの角度も手首に負担が掛かりません。
セットになっている専用設計の収納ドッグは相変わらず非常に秀逸。プライヤーを挿して手を離すとジョーが開くことで自動的にロックされる仕組み。ですから360度どの方向で取り付けてもプライヤーが落ちることはありません。万一のリーシュコードも付属しているのでもう言うことなし。
裏面は強力なラバーバンドが付いており様々な所にしっかりと固定できる設計です。
強靭な耐久性をもたせたステンレス製のジョー部分。掴んだものを離さないよう精緻な溝が刻まれています。
フォーセップなどに比べると太いですが、シムスプライヤーとしてはかなり小ぶり。繊細さよりも耐久性や、バーブ&ガン玉潰しなども含めた汎用性を優先した設計です。
あまり進化する余地が残されていないと思っていたプライヤーシステムに、まだまだ進化の可能性があることを知らしめてくれた革新的な一本。造りも抜群の最高品質、ギア好きも納得の[
MADE IN USA BOZEMAN」の逸品でございます。
【ルーカステイラー2023】
【偏光サングラス・P3ゲンズブール】
【Amara Half fishing grove】
僕は冬はもちろん、夏でもウールソックスしか履きません。体感的に、足に汗を掻いても濡れている感じがせず単純に快適だからです。気付けば家から綿のソックスは無くなっていました。しかしふと「なんでウールは快適なんだろう?」と思って調べてみると、ガッテン納得。
ウール繊維自体は綿などと同じく汗を吸い込むのですが、表面は撥水する構造なんだそう!つまり汗をたくさん吸っても繊維内に閉じ込めて、肌に当たっている表面は常にドライ。これが夏でも快適な秘密なのでした!(驚)また、汗が肌に触れた状態から一気に蒸発するわけではないため、気化熱による冷却も緩やか。そのため体の熱が急激に奪われる事が無いんだそうです。
そんなウールですが、唯一の弱点が「摩擦に弱い」という事。しかしてSIMMSのソックスはその点も万全。ナイロンを混紡する事で耐摩耗性を上げています。通常入っていても20%前後が多いのですが、SIMMSは約30%のナイロンを混紡。つまりウールの特性を活かしながらも摩擦にも強く、タフなわけです。(クッション性や保温性を重視するものはナイロン20%前後に留めてあります)
SIMMSでは主に、ヘビーウエイト、ミッドウエイト、ライトウエイトの3種をラインナップ。モデルによってミッド丈、ハイカット丈が用意されています。
カスケットオリジナルでは、季節を問わず普段使いに最適な「普通丈」と、夏場やウェットウェーディングにも最高な「短丈」をご用意。快適で上質なメリノウールのソックスを是非釣りでも、普段でもお試しください。綿に比べて少々値は張りますが、綿のソックスには戻れなくなること間違いなしです。
今回、1泊2日の東京旅で相棒に選んだパックが「クーリー20」。ミステリーランチの中においては、かなりライトな仕様の20L容量。パックが軽いと旅の足取りも軽くなります。
パック内にはノートPC、カメラ、各種充電器、ミッドレイヤージャケット、ボディバッグ、飲み物など限界近くまで荷物を詰め込んでの長距離移動でしたが、背中にピッタリ張り付くフューチュラヨークシステムのお陰もあり、疲れがとても少なかったように感じます。(画像の荷物に加え、お土産を入れても、まだもう少し荷物が入る印象でした。)
個人的には、街にも自然にも溶け込むこのアースカラーがとても好み。しばらくはこの軽快なパックが僕の相棒となりそうです。