2024/01/23ループノットフック追加製作
昨年、特にデビーを使う場面で活躍したのがループノットフックでした。トリプルフックやシングルも使い、なんとなくしっくり来たのがループノットのツインです。使用したのはスプロートベンドとサクラマスジギングフックのタイプでしたが、ラウンドベンドタイプも追加製作してみました。ライナップが増えたので、こうしたナチュラルドリフト系のプラグやスプーンなどで活躍が広がりそうです。直接スプリットリングにループをかけて使うことも可能ですが、僕はマイクロリングで作っておいて、スプリットリングに入れています。(下写真)
ちなみにデビーは最小の32mmと37mmのどちらもラウンド・ツイン#4-8を入れても止水ではプカリと浮きます。しかし流水で着水し、一旦沈む間の流れが強いと浮きが遅くなり、またラインスラックを与えすぎるとドラッグが掛かりすぎて、沈みます。これはドライフライでも避けたい状況で、テクニックも必要です。フック選びは対象魚、ラインシステムとのバランスが重要です。針が細い=掛かりやすいが伸ばされる。
針が太い=掛かりづらいが強引に寄せられる。
ナイロン=フッキングタイムラグはあるが、クッション性あり。
PE=伸びずにフックアップできるが、身切れの恐れあり。
*上記の考察はいつも悩ましく、正解は場面毎に、そしてロッドの性能、経験にも依る部分がありますね。(各自悩んでください。)
マイクロリングを通してセットした針を持ち歩けば、アクションや浮力に応じて、また針が悪くなれば交換も現場でできます。ぜひ活用ください。このフックのデメリットとして、ただ巻きを重視したミノーにはお勧めしません。ツインフックのせいでピッチが落ちたり、動きが小さくなる。狙ったアクションが出にくくなると思います。








今もなおハンドクラフトに拘り、アメリカ・コロラド州の工房で一本一本フライロッドを作るスコット社のオリジナルキャップが入荷しました。こちらはフラットブリムでミッドクラウン、お馴染みのスコットロゴがフェルトで立体的に縫い付けられたデザインが特徴の一枚。
こちらはスコット社の謳い文句でもある「ハイパフォーマンス・ハンドクラフテッド・フライロッド」の文字が入ったワッペンをフロントに用いたメッシュキャップ。
どちらもツバ裏は黒の生地を使っており、しっかり光の反射を抑える釣り人仕様なのは流石です。スコットロッドのオーナーはもちろん、いつかはスコット!な方にもぜひとも被って頂きたいマニアック度高めのキャップです。
前回のミドリアマゴ・ブローチがついに終了。間髪を入れず第二弾、シャンパンヤマメを投入です。
全色集める猛者も出るかもしれませんね?
仕事や家事がひと段落し、趣味に没頭できる自分時間。どうせならラフなルームウェアにも拘って最高の時間にしたいものです。シムスのスウェットフーディー&パンツは着心地も良くてデザイン抜群。普段着でも寝巻きとしても重宝します。
「Wood Trout Fill Hoody」は肉厚で暖か、コットン100%でふんわり裏起毛、半袖Tシャツの上に着るとこれがたまらなくキモチイイ!これぞシムスというネームロゴ&ジャンピングトラウトですが、切り株の年輪模様が重ねられており、チョットひねった粋なデザインです。
パンツは「CHALLENGER SWEATPANTS」。厚すぎず薄すぎない裏起毛生地で一年を通して使いやすい一枚です。裾はやや絞られているのでウェーダーのインナーとしても使いやすいうえ、ポリエステル100%で速乾性も備えています。疲れた足には元祖リカバリーサンダル「OOFOS」。ネットリした履き心地はチョット他では味わえない最高の感触です。
2024年、今年も出来立てのナイロンラインをお届けします。2月中旬の完成予定で受注を開始します。カスケットフリークには性能は言わずもがなですが、今年はチャレンジカラーとしてクリアピンクを企画しました。これは主にデビーの釣りで試したいことがあるからです。現行グリーンでも、先の動画の通り、食いに全く問題はありません。さらに密かに試しているデビーシンキングでクリアピンクの有効性を見てみたいのです。
フロロとナイロンでは屈折率の違いもあるので一概ではありませんが、先にデュエルから魚に見えないピンクフロロが発売されて注目です。トラウトプラッギンはナイロンなのでピンクフロロまでの効果はないと思いますが、動きで挑発させるのではない、ナチュラルドリフトの際にラインのステルス性で多少の効果を期待するというわけです。
クリアピンクは視認性もあるのでトラウトプラッギンで出して欲しいという声もありました。なおクリアピンクは4LB、5LBのみの展開です。皆様にも試していただきたいですね。さて来年の定番カラーになりますか?よろしくお願いします。