先日受付の8-9ftボロンハンドルの製作を開始。まずは5ftハンドルおよびベゼルグリップでまずは試作を作ってみました。樹種によって印字の濃さが異なりますが、ご自身で墨入れや樹脂を入れることもできそうです。
販売方法についてはあれこれと考えを巡らせています。エンブレムイグジストをご注文いただいた方にも合わせて欲しいところですが、ブランク予約やシムスの10万円以上のウエーダーを購入いただいている方もあり、こちらも有難いお客様であります。何度も考えて、おそらく保有Cマイルによる優先案内をすると思います。どのくらいのマイル数で線引きをするのかは、これから製作を進める内に検討したいと思います。とりあえず、企画情報としてお知らせいたしました。
こちらは以前に企画したエンブレムウッド。ワインコルクをイメージして作った刻印でした。懐かしいですね。
昨日に引き続き、ダウンフォースハットに込めた拘りを解説します。
ノーブルでクラシックな佇まい
の、やや高めなクラウン形状
高めでスッと立ち上がったクラウンは特に古いヴィンテージハットに見られる特徴。ラフな印象になりやすいコットンハットに気品を与えます。
ブリムは自由なスタイリングが楽しめる造りを追求
様々なアーカイブの中から形の美しいハットの比率をお手本にした、やや広めで顔まわりに大きな日陰を作ってくれるブリム長。同時に大げさな雰囲気にならないバランスも追求。縁にはワイヤーを入れて好みの形状を記憶。さらに取り付け自体をカーブさせる事で、様々な形を作りやすく、維持しやすく設計してあります。
フレキシブルなブリムは雨天時にフードを被る事も考慮した設計。後ろ側を跳ね上げ、サイドを下げれば、キャップのような形状になり、フード内へ快適に収まります。
幅広い方のフィットを可能にする内部調整ベルト
内側に調整用のベルクロテープを内蔵していますので、59cm程度までの幅広いサイズの方にフィットさせることが可能です。
よくある紐式とは違い、被った時に”内側を絞った感”は無く、もとからそのサイズだったかのような自然な被り心地を維持します。
私たちカスケットが全員で協議を重ね、釣りで実際に使いやすい事を第一に、現代的コットンハットの気軽さ、ヴィンテージハットのような美しいシルエット、独自のアイデアを融合し、自信を持ってお勧めできるフィッシングハットが完成しました。
渾身のダウンフォースハットを受付中ですが、先に受付のドゴールキャップがいよいよ来週に入荷します。同じタイミングで今年企画の赤い5本指ソックスも入荷する段取りになっています。入荷案内および受付準備をしております。
今夏より企画を進めていたオリジナルハットの受付準備がようやく整いました。その名をダウンフォース・ハットと命名。最大の特徴は、極めて形状の自由度が高いブリム(ツバ)の設計。
面白いのは、強風時にブリム後側を上に曲げて被ることで、レーシングカーのウイング同様、下方向に押さえつける力(ダウンフォース)を発生させ帽子が飛ばされにくくなる機能を持たせてある点です。アウトドアで役立つこのユニークな機構がハットの名前となっています。
もちろん被り心地や、その他仕様の全てにおいて妥協無く拘りを凝縮。
高い通気性、吸湿性を確保するオックスフォード生地
釣りで気軽に被れる事が必須ですから、水への耐性や洗いやすさを考えて素材はコットン。抜群の通気性を持ち、耐久性、吸湿性のバランスに優れるオックスフォード(斜子織り)生地を選びました。
非常にしなやかで長時間の着用でも疲れにくい設計
クラウン部分は特に柔らかくフレキシブル。ハットは特に芯が入っていたり、生地が硬いものは着用していて疲れやすいため、余計な芯や裏地を取り払った設計。極めて軽量で、頭部の圧迫感とも無縁。結果ストレスフリーな被り心地が実現しました。ペシャッと潰したり丸めたりしてコンパクトに持ち運ぶ事も可能です。
明日につづく
今年の夏は暑かった。ホントに倒れるかと思うほど暑かった(笑)。そんな中、顔周りに大きく影を作ってくれるハットにはフィールドでも大いに助けられました。
だから来年は、さらに快適に被っていられて、見た目もクラシック、真夏の海でも、春の渓流でも、普段の街でも被っていたくなるような、とっておきの一枚が欲しい。
現代ハットの快適さ、合わせやすさ、ヴィンテージハットのような美しい佇まいがミックスできたら・・・。様々なハットを被ってきて今思う理想的な形と、フィールドで必要な仕様、さらに温めていた独自のアイデアも盛り込みたい。
そんな思いから企画を開始、試作していたオリジナルハットがようやく完成しました。拘りの詳細は後日。来年お届けできるよう、現在受付準備を進めています。ご期待くださいませ。