クラウドファンディングによって実現した、つり人社さんの「ゲーリー・ラフォンテーン著 The Dry Fly」の翻訳プロジェクト。その締めくくりとなる発売記念イベントが先週末ついに開催され、参加のため東京へ行っておりました。(※参加券付きコースの支援者のみ招待のイベント)
進行は翻訳者であられる東知憲さん、掲載フライを巻かれた日本屈指のプロフライタイヤー備前貢さんという目が飛び出しそうな巨匠お二人。完成までのご苦労からラフォンテーンにまつわるエピソード、思い出などなど、予定時間をオーバーする内容てんこ盛り&あっという間の約3時間!!(本当はあと5時間くらい聞いていたかった・・・)
個人的に最も嬉しかったのは、備前さんがタイイングされたラフォンテーン考案のパターンや氏のフェイバリットパターンを手にとって、じっくり拝見出来たこと。
芸術的なまでに作り込まれたフライ、パターン名が丁寧に書き込まれ大切に持ち運べるように工夫された箱、そしてサプライズ。細部の細部まで丁寧で真心のこもったプロの仕事を拝見することができ心底感動。内容は違えど、お客様に感動をお届けしたいという気持ちは同じなのだと、大変勉強になると共に身の引き締る素晴らしい体験になりました。