以前にも書きましたが、僕は近距離戦はナイロン、遠距離戦はPEの釣りにラインを使い分けています。
昨年、モノクロームの滝くんのもとを訪ねた時から使ってみたのがこのバリバスのダブルクロスです。本流や湖など遠距離に投げる場面では水中のルアーの存在感、アクションの適性、水深への馴染みを考慮にPEラインを使っています。

このラインは主体はPE(ポリエチレン)ですが、エステルの糸を混合することによって、比重を上げ、風やライン捌きやすさを追求したラインのようです。本流で強風が吹くとミノーを通す位置がずれやすく、目的深度まで到達しないので、ここ数ヶ月このラインを使ってみて、いいなと思いました。
先のニュージーランドでも、このラインを使用しており、高切れはありません。ラインシステムはFGノット。0.8号を使用、0.6号も良いかもしれませんが、結びにくいし、それほど細くするメリットを感じず、それよりもチェック不足によるラインブレイクの心配の方が勝りましたので、0.8号の一択。このラインのこの色で1.0〜1.5号が出ればシーバスとサクラマスに使いたいなあと思いました。

手のひらにアマーラ(人工皮革)を使用したタイトなハーフフィンガーグローブを作りました。発売以来、3回目の製作となりますが、リピーターもあり嬉しいです。使用した方々から、「良いものを作りましたね。」と褒められる。
ニュージーランドでの一コマ、ガイドのタイセイも使って感動!僕のグローブまで置いてく羽目になりましたよ。
なにが素晴らしいって、手のひらに人工皮革を配したことがポイントです。そうしたグローブもありますが分厚すぎると硬い、変なグリップタイルがついていて、針が引っかかる。このミノー交換の際に僕らが裁断したデザインだと手にフィットして、余分がないのでグローブにフックを拾わず、掴む岩、握る木に力を入れられ、怪我も防止するのです。

MP145の試作で初めて釣ったのはイトウでした。9年前です。肌が若い・・・(笑)

「岸際、サーフの波打ち際で誘い続けられる垂直浮きミノーが欲しい。」このことをマリちゃん(男です)に伝え形状、コンセプトを冬に試行錯誤し、ついにその春に、出来上がったばかり試作MPで釣れた時は嬉しかったなあ。
ロッドはバルキーバックでしたから、現在後継機種のレッドフォードRFB894WHSと同じ感じです。

この時は前スタッフの茂雄くんと一緒に行ったのだった。針が曲がりまくって、直しては釣って、すごいミノーを作ってしまったと鼻息荒かったのを覚えています。現在、茂雄くんは結婚もして、故郷で活躍中です。先日はダムの濁りを写真で教えてくれました。
そんな昔話も思い出しつつ、モンスタープロデューサー【夕の部】が18時から開始です。

いよいよ本日、20,000以上のマイル保有者を対象に12:30より販売開始です。ぜひ皆様も大鱒を表層で誘うエキサイティングな釣りを体験ください。
【MP145優先販売スケジュール・2024年3月6日】
【お昼の部】
入場制限マイル:20,000cマイル以上
消費Cマイルはありません。
時間:AM 12:30〜13:00
【夕の部】
入場制限マイル:解除(どなたでも購入できます。)
時間:PM 18:00〜
RB721MHS抽選販売にはたくさんの応募が来ています。ありがとうございます。たった4本(セット)しかありませんので、ハズレの方が多数となります。どうかご容赦くださいね。ちなみに「NO.1セット」が圧倒的に申し込みが多く、次点は「どれでも可」です。これから応募されるなら、NO.1はお薦めしません。。。(汗)