2018/12/22patagonia R2
アウトドアブランドではおなじみの「パタゴニア」。限りなくリサイクル素材や100%オーガニックコットンを使用して環境へ優しい製品が作られます。その高いクオリティでファッション性と機能性を兼ね備えた豊富なアイテムの中から、長く活躍してくれる、暖かい・蒸れない・乾きやすい「R2ジャケット」を紹介。
歴史あるこのフリース。実は数年おきに「フィット感」が変更になっています。昨年までのR2ジャケットはハッキリ言って、横があまりに細すぎてバランス悪かった…。今季分よりサイズ感が調整され、ようやく適正なフィット感に戻りました。
ちなみに僕(スタッフシゲ)は178cm/78kgでサイズMがジャスト。シムスだとサイズM(日本Lサイズ相当)を選んで、中にはTシャツ、フィッシングシャツを追加が出来る感じですが、R2ジャケットは同じサイズMだと中はベースレイヤー(薄手のインナーシャツ)一枚がちょうど良い感じ。つまり同じシムスのフリース系よりも身幅がハーフサイズ細い感覚です。これは、パタゴニアのミッドレイヤー全体にも言えることで、シムスとは設計思想が違うんですね。
本来ミッドレイヤーとしては体に沿い、重ね着しやすい細めのシルエットが理想的なわけで、パタゴニアは汎用性の高さと、保温力を重視しているのが見て取れます。
素材に関しては、「軽量」「吸湿発散性」「伸縮性」のある”ポーラテック・サーマル・プロ”を使用。ボディサイドは、グリッド構造の”R1ポーラテック・パワー・グリッド”を採用し、フィット感と、動きやすさを向上させています。少し暑さを感じたらポケットジッパーを開けることで内側メッシュから熱気を逃し、温度調節が可能。
レイヤリングでアウターを着た際にも、細めのシルエットで脇の下のパネルとラグランスリーブにより動きやすさを損なうことなく、キャスト動作にも付いてきてくれます。何より肌触りがとても気持ちよくて、一度着ると脱ぎたくなくなってしまう。僕にとってまさに究極の中間着。今年の「R2ジャケット」、これは「買い」です。