サイズ#12
キャッツキル伝説のフライタイヤー、ハリー・ダービー氏のオリジナルパターンの中で最も有名な毛鉤の一つがこのツーフェザーフライです。
大型で軽量なフライを希望した友人の為に1950年代に考案したもので、たった2枚のフェザーでスレートドレイクと呼ばれる大型メイフライをイミテートしながらも超軽量に仕上げた、ある意味究極とも言える傑作です。
自身では「どちらかと言えば変化球で、目新しかったけど次第に忘れられていった」と述べたとの記録がありますが、その独自性、創造性、美しさは現代でも決して色褪せることはありません。今回フェザーには、コックデレオンのスペードハックル、もしくはレモンウッドダックを使用し、ショートシャンク・アップアイのフックを使っています。