ホーム >>  ニュース(総合ブログ) >>    過去ニュース(2018/3以前)はこちら

【お知らせ】カレンダー(店頭営業日)を更新。平日は通販のみ対応。お問い合わせは「よくある質問」をご覧になってからお願いします。

NEW ITEM
トラウト
ソルトウォーター
フライ
ウエア
アウトドア
暮らし/雑貨
防災グッズ
カモフラージュ柄
Cマイル・アップ対象
特価セール品
メッシュ素材
夏アイテム

取り扱いメーカー

取り扱いメーカー一覧

NEWS

営業カレンダー
お昼に引き続き、コンパクションネットの樹種紹介。ここからは、スーパーマニアックゾーンです。みなさま、ぜひ呆れずに見てくださいまし!(笑) 【バストゥーンウォルナット・極上カーリー(コア:花梨】税別57,000円 消費cマイル:4000(昼の部にて販売)
10本目は、世界中に数百種あると言われるキング・オブ・銘木「ウォルナット」の中でも最も希少とされる変異種「バストゥーンウォルナット」。別名:パラドックス・ウォルナットとも呼ばれ、ブラックウォルナットを台木に、ヨーロッパ産のイングリッシュウォルナットを接ぎ木して出来る品種「クラロウォルナット」が、さらに「イングリッシュウォルナット」と交配した樹種です。 海外の文献によれば、アメリカの植物学者ルーサー・バーバンク氏が1890年代に最初に特定したとされますが、偶然の自然交配なのか、人為的なものなのかはわかっていない様です。ただ基本的には繁殖能力を持たず、人為的または偶然の自然交配によってのみ生まれることから「地球上で最も希少な広葉樹の1つ」とも言われ、その希少性が群を抜いている様です。 灰褐色〜焦茶の複雑極まるグラデーションに交差する超極細の縮み模様は、言葉を失うほどに美しく、ただただ無言で見入ってしまう芸術的な一本。コア材には、鮮やかな花梨杢を用い、ピリリとアクセントが効いた非常にお洒落なコンパクションネットです。

【コーカサスオーク・カーリー(コア:ローズウッド】税別47,000円 消費cマイル:4000(昼の部にて販売)
11本目は、コーカサス地方、および北イラン(カスピ海の南の森林地域)の限られた地区に自生するオーク(楢)の一種「コーカサスオーク」。こちらは、その縮み杢部位「カーリー」から削り出された希少部位。 日本では全く流通しておらず、カスケットの銘木職人を持ってしても、未だかつて他で見たことが無い、と言わしめたほどの超々希少材です。(最近になって、極僅かに個人制作の木工品で使われているのを見たことがある程度・・・) カーリー(縮み)による極めて鮮烈な濃淡と、道管の中が黒く染まったようなスジが見られる、他に無い表情が非常に個性的です。別名ペルシャオーク、オリエンタルオークとも呼ばれ、ユーラシア西部で最も特徴的なオーク種の1つと言われています。 コア部分は銘木の中の銘木とも言える世界の至宝ローズウッドを使用。淡い色調の中にダークブラウンのローズウッドが入る事で、その表情は一気に引き締まったものに仕上がっています。もう、普通の銘木では満足できないYO!というぶっ飛びマニアックな方にこそ見て頂きたいコンパクションネットです。

【マーブルウッド瘤(コア:ウォルナット】税別34,000円 消費cマイル:3000(夕の部にて販売)
12本目は、これまた謎が謎を呼ぶ銘木「マーブルウッド瘤」。お、この樹種久々に見たな!という方はカスケット歴の長いお客様かと思います。一時期多く販売させて頂いていた故に「あまり希少ではないのかな?」と思われがちですがノンノン!なんでも一度無くなってから、市場での流通はほぼ皆無、今では新たな入手は極めて難しいのだとか・・・(汗) この樹種に関しての記述は国内外で様々ありますが、実は「マーブルウッド」という樹種はなく「俗称」。結論から言うとその出自と木種は「正確にはわからない」ようです。「黄金樟」と呼ばれるミャンマー原産の銘木だという話や、そうではないという話もあり、もはや確証を得るのは難しい迷宮入りレベル(笑)。迷宮に立ち入りたい方はぜひ一度調べてみてください、もう眠れなくなること請け合いです!! ただ一つ言えるのは「この上なく美しい樹種である」ということ。瘤材でありながら縮み杢のシルクのような輝きを併せ持っており、金〜褐色のグラデーションに散らばる複雑な瘤目と木理。難しい説明など吹き飛ばしてしまう説得力があります。コア材には世界三大銘木の一つ「ウォルナット」を使用。世界一有名な樹種「ウォルナット」と、世界一不明確な樹種「マーブルウッド」の共演、これは面白い対比、う〜んマニアック!

【エレファントアップル瘤(コア:花梨】税別34,000円 消費cマイル:3000(夕の部にて販売)
13本目は、オドロキモモノキ「みかんの木」。だけど名前は「エレファントアップル」。どういうこっちゃ!(笑)とツッコミたくなる樹種。インドなど熱帯アジア原産の銘木で、なんでもその果実の形がリンゴに似ており、象や猿の食料になっていることから名づけられたとのこと。しかし植物学的には「ミカンの原種」だそうで、こんなややこしい話になっている模様。 面白いネーミングとは裏腹に、その表情は極めて精悍で美しいものです。まさに黄金色と呼ぶにふさわしい杢肌にはシルクの様な繊維の輝きがあり、緻密な瘤目がギュッと凝縮。カスケット以外では、釣具はおろかその他木工品でもこの樹種を使ったものは皆無である事からも、いかにこの樹種が希少材かつマニアックであるかが分かります。 コア材には、鮮やかなカッパー色とも言える花梨杢を用い、ゴールド×カッパーの色彩が大変美しく個性的な一本に仕上がっています。

当日の販売スケジュールはコチラをご覧ください。
※今回の販売にはネットケースは付属しません。別途ケースをご用意ください。