2023/10/2410月26日 ベゼルグリップ販売会 スケジュールと樹種紹介ーその2
10月26日 ベゼルグリップ販売会 スケジュール
【昼の部】優先販売時間 PM12:30〜13:00 ベゼルグリップ・トリガー ■入場制限対象:【30,000cマイル以上保有者】 ■消費Cマイル:【商品によって3000〜10000cマイルが必要】 ■個数制限:【なし】
【夕の部】一般販売時間 PM18:00〜 ベゼルグリップ・トリガー(夕方の部販売分を別途ご用意しています) ■入場制限対象:【なし】 ■消費Cマイル:【商品によって3000〜10000cマイルが必要】 ■個数制限:【なし】
樹種紹介その2 【コーカサスオーク・極上カーリー・スポルテッド】 コーカサス地方、および北イラン(カスピ海の南の森林地域)の限られた地区に自生するオーク(楢)の一種。日本の流通はほぼ皆無。カスケットの銘木職人を持ってしても「未だかつて他で見たことが無い」と言わしめるほどの超希少材。カーリー(縮み)による極めて鮮烈な濃淡と、道管の中が黒く染まったような、他に無い表情が非常に個性的 こちらはさらに、木材に「腐朽菌」が入り込み、自然現象で黒い模様が描かれた「スポルテッド」と呼ばれる部位も合わせ持つ、奇跡的な部位を使用。時間と偶然が生み出すドラマチックな模様は人の手では決して作り出すことが出来ない芸術です。 【黒柿】 数千本、はたまた数万本に一本とも言われる確率でしか出現しない黒い模様を纏う柿の木。極めて優美で日本的なその模様は通の間で「墨流し」と呼ばれ、大切に愛でられています。 この独特の模様については未だ解明されていませんが、一説には柿が地中のタンニンを吸い上げ、化学変化を起こしたものとも言われています。 今回入荷した2本はまさに兄弟とも言えるほど色調や模様の出方が似ていますが、その中に、それぞれしっかりとした表情や主張があり、異なる趣があります。 黒柿が見せる墨絵のような表情と凛とした佇まいは、瘤材とはまた違う静かな美しさ。古来より伝統工芸品や茶器等に使用されてきた日本が誇る銘木です。 【エメラルドマイカ・バイカラー】 天然で染まる木の色合い、瘤、杢、その成り立ちが素晴らしいのですが、そこに少し染色という遊びを加えるだけで、見違えるような輝きを持たせることができます。私たちが「木を鉱物に変える錬金術」と呼ぶものです。 目が覚めるように鮮やかな発色は、多色スレッド巻きを得意とするカスケットのブランクにも極めてよくマッチします。 こちらの2本は、鮮烈なグリーンを放つ発色から、エメラルド(緑柱石)の名前が付いた一本。バイカラーとは、2色を有する宝石の呼称に由来しています。 ウッドが元々持つ美しい表情と、人の手による芸術性が見事に調和したベゼルグリップです。 【エメラルドマイカ・バイカラー】 こちらも上2本と同じくエメラルドマイカ・バイカラーですが、緑に加えやや青みが強く、瘤目の間に縮杢のような繊維の輝きを見せているのが特徴です。 光の反射が見せるグラデーションはまさに鉱石のよう。 こちらはよりバイカラー(ツートーン)の要素が強い1本。緻密な瘤目と相まって、その表情は極めて複雑。 色合いや染まり方などはウッドの個体性質による所が多く、天然だけでも、人の手だけでも造り出す事は出来ないウッドです。職人の技を加えることで、より浮き立つ個性こそ、染色ウッド「マイカシリーズ」の魅力なのだと思います。 【マラカイトマイカ・キルテッド・バイカラー】 マラカイトとは、和名で孔雀石とも呼ばれる緑色の鉱石の名称で、カスケットでは染色の深い緑色を持つマイカシリーズの呼称としています。 「キルテッド=玉杢」と呼ばれる、大きく波打つような模様や玉状の紋を有する杢を使用しており、一見すると深い色合いながら、陽に当てるとその繊維を鮮やかに輝かせ、美しさに目を奪われる一本です。
【昼の部】優先販売時間 PM12:30〜13:00 ベゼルグリップ・トリガー ■入場制限対象:【30,000cマイル以上保有者】 ■消費Cマイル:【商品によって3000〜10000cマイルが必要】 ■個数制限:【なし】
【夕の部】一般販売時間 PM18:00〜 ベゼルグリップ・トリガー(夕方の部販売分を別途ご用意しています) ■入場制限対象:【なし】 ■消費Cマイル:【商品によって3000〜10000cマイルが必要】 ■個数制限:【なし】
樹種紹介その2 【コーカサスオーク・極上カーリー・スポルテッド】 コーカサス地方、および北イラン(カスピ海の南の森林地域)の限られた地区に自生するオーク(楢)の一種。日本の流通はほぼ皆無。カスケットの銘木職人を持ってしても「未だかつて他で見たことが無い」と言わしめるほどの超希少材。カーリー(縮み)による極めて鮮烈な濃淡と、道管の中が黒く染まったような、他に無い表情が非常に個性的 こちらはさらに、木材に「腐朽菌」が入り込み、自然現象で黒い模様が描かれた「スポルテッド」と呼ばれる部位も合わせ持つ、奇跡的な部位を使用。時間と偶然が生み出すドラマチックな模様は人の手では決して作り出すことが出来ない芸術です。 【黒柿】 数千本、はたまた数万本に一本とも言われる確率でしか出現しない黒い模様を纏う柿の木。極めて優美で日本的なその模様は通の間で「墨流し」と呼ばれ、大切に愛でられています。 この独特の模様については未だ解明されていませんが、一説には柿が地中のタンニンを吸い上げ、化学変化を起こしたものとも言われています。 今回入荷した2本はまさに兄弟とも言えるほど色調や模様の出方が似ていますが、その中に、それぞれしっかりとした表情や主張があり、異なる趣があります。 黒柿が見せる墨絵のような表情と凛とした佇まいは、瘤材とはまた違う静かな美しさ。古来より伝統工芸品や茶器等に使用されてきた日本が誇る銘木です。 【エメラルドマイカ・バイカラー】 天然で染まる木の色合い、瘤、杢、その成り立ちが素晴らしいのですが、そこに少し染色という遊びを加えるだけで、見違えるような輝きを持たせることができます。私たちが「木を鉱物に変える錬金術」と呼ぶものです。 目が覚めるように鮮やかな発色は、多色スレッド巻きを得意とするカスケットのブランクにも極めてよくマッチします。 こちらの2本は、鮮烈なグリーンを放つ発色から、エメラルド(緑柱石)の名前が付いた一本。バイカラーとは、2色を有する宝石の呼称に由来しています。 ウッドが元々持つ美しい表情と、人の手による芸術性が見事に調和したベゼルグリップです。 【エメラルドマイカ・バイカラー】 こちらも上2本と同じくエメラルドマイカ・バイカラーですが、緑に加えやや青みが強く、瘤目の間に縮杢のような繊維の輝きを見せているのが特徴です。 光の反射が見せるグラデーションはまさに鉱石のよう。 こちらはよりバイカラー(ツートーン)の要素が強い1本。緻密な瘤目と相まって、その表情は極めて複雑。 色合いや染まり方などはウッドの個体性質による所が多く、天然だけでも、人の手だけでも造り出す事は出来ないウッドです。職人の技を加えることで、より浮き立つ個性こそ、染色ウッド「マイカシリーズ」の魅力なのだと思います。 【マラカイトマイカ・キルテッド・バイカラー】 マラカイトとは、和名で孔雀石とも呼ばれる緑色の鉱石の名称で、カスケットでは染色の深い緑色を持つマイカシリーズの呼称としています。 「キルテッド=玉杢」と呼ばれる、大きく波打つような模様や玉状の紋を有する杢を使用しており、一見すると深い色合いながら、陽に当てるとその繊維を鮮やかに輝かせ、美しさに目を奪われる一本です。