2021/10/0110月04日販売コンクルージョン紹介-その3
10月04日販売のコンクルージョンより26cm内径の「黒柿孔雀杢」をご紹介します。数十万本に一本とも言われる確率でしか出現しない孔雀の羽模様を纏った柿の杢。その希少性と美しさから、黒柿の中でも最高峰とされる銘木です。柿が地中のタンニンを吸い上げて化学変化を起こしたもの(諸説あり)と言われる独特の模様は自然が生んだ芸術。まさに幻の銘木と言えます。
またこの個体の凄いところは反対面にも全体に孔雀模様が入っているところ。両面で雰囲気の異なる孔雀杢が堪能できるなんて、そんな贅沢・・・ゴクリ。
これだけのグリップですからフレームは普通でもいい・・・とはならないのがカスケットプロダクト。フレームには同じ日本の銘木、千年の埋れ木「神代欅」を採用。もうこれだけで3時間は語ることが出来る組み合わせです。
フレーム内側は唐木三大銘木の一つであり「朽ちることが無い」とも言われるほど高い密度を持つ漆黒の銘木「黒檀」を使い、全体をこれでもかと重厚な雰囲気に仕上げています。
中間材は、恐ろしく細かいピッチと強いコントラストを持つ「栃縮み杢・極上」。ダークトーンの重厚極まるグリップ&フレームに品格と華やかさが備わる、日本最高銘木の三重奏。この上なく贅沢な仕様の一本です。