2025/02/182月20日・ボロンハンドル受注会のリールシート樹種ラインナップ1
2月20日開催・ボロンハンドル受注会のリールシート樹種ラインナップをご紹介します。
全てマーズマイカ・カーリー【必要cマイル:2000】
カスケットが誇る、鉱石色を纏う特殊な樹脂含浸杢「マイカ」シリーズ。「杢」の美しさを最も理解する職人が、一つ一つの表情を見極め、技を加える事で完成するカスタムウッドです。こちらは燃えるような炎色を纏う「マーズマイカ・カーリー」。
杢の繊維方向がうねることによって現れる波状の紋様「縮み」が染色により一際美しく浮かび上がっています。グリップは「ロッドの顔」とも呼ばれる所。センスを主張する大切な部分でもあります。それならば鮮やかな色彩を纏う渓流魚に負けないよう、こちらも鮮烈な「朱赤」でお洒落を決め込みたいところです。
画像左2つ、チューリップウッド【必要cマイル:2000】
その美しさからヨーロッパで「木の宝石」と呼ばれる銘木。フランス王朝ではルイ15世・16世のご用達の銘木とされ、かのベルサイユ宮殿の家具調度品にも使われているのだとか。現在はその数が激減し、希少度は増すばかりです。日本から遥か遠く、地球の反対側とも称されるブラジルで生まれた銘木が、こうして海を越えボロンハンドルになること自体が奇跡のようなストーリー。是非この一本を手に、その物語の続きを描いてください。
画像右2つ、メイプル瘤【必要cマイル:2000】
アメリカ北東部やカナダに分布する落葉樹「メイプル」の瘤。通常の材は、その緻密な木理と絹糸のような光沢から「木の真珠」とも例えられるほど上品ですが、瘤材となると表情は一変。荒れ狂う様に激しい変化を見せ、その存在感は銘木好きには堪らないものがあります。緻密な繊維のうねりと濃淡は砂絵による作品のようでもあり、生命の神秘を感じすにはいられない樹種です。


