2024/12/2412月25日販売 ” STAG MODEL ”ラインナップ その3
お昼に引き続き、スタッグモデルのラインナップ その3をご紹介します。
【2711TDR】キハダ縮み杢×楓縮み杢・超極上×キハダ縮み杢 フレーム 71,500円(税別)
7本目は27cm内径、ティアドロップ・ラウンドフレームです。
最もベーシックで鹿角の有機的な曲線にマッチする涙滴型。渓流でのアベレージサイズはもちろん、尺オーバーなら尾鰭が飛び出す迫力のフレーミングが可能なサイズ感です。
フレーム材は、Tクラフト土屋氏の真骨頂とも言えるマニアック極まる素材「キハダ縮み杢」を使用。ミカン科に属する広葉樹で、その美しい黄色の杢肌から「黄肌=キハダ」と呼ばれたそうです。杢としては桑や朴にも似た味わい深い木理を持ち、表情があります。
また明るい色彩の中に浮かぶ縮み杢の輝きは大変美しく、経年変化も楽しみな愛でたくなる樹種です。中間材には楓縮杢、それも恐ろしいほどのピッチを刻んだ超極上部位を組み合わせた贅沢極まる仕様です。
そして最高品質を誇る鹿角。黒々と深く、濃厚に刻まれた模様部分は、文句のつけようのないグレードです。
レザーソングのライトブラウンカラーは、キハダの色調にしっかりとコーディネートされておりとてもお洒落です。さらにこちらは手編みネットの深さが+5cmで作ってあり、「渓流Special」という名前が付いている珍しい一本になっています。
【3512TDR-ReC】黒柿極上×栃縮み杢赤身・極上×黒柿極上 フレーム 103,500円(税別)
8本目は35cm内径、ティアドロップラウンド・リカーブフレームです。
ベーシックな涙滴型にわずかなカーブ形状をプラスした優雅なフレーム。中流、本流、湖で尺オーバーを狙うにも最適なサイズ感です。
日本が誇る銘木の最高峰「黒柿」。古来より茶器や伝統工芸品に用いられてきた、墨流しを纏う特別な柿の木です。中でもその模様が複雑かつ全面に出ているのがこの「極上」と呼ばれる部位。さらに中間材には恐ろしいほどの輝きのピッチを刻む栃縮み杢・赤身の「極上」をサンド。
そして最高品質を誇る鹿角。深く、濃厚に刻まれた模様部分は濃茶色の黒柿に呼応するようなダークトーンな個体をセレクト。
レザーソングもオプションのブラックカラーで色揃え。全体を漆黒で統一し、素材も全てが日本材で揃った、これぞ「STAG MODEL」と呼びたくなる力強く美しい一本です。
【2609TDNC】ブラジリアンウォルナット小豆杢・極上×栃縮み杢赤身・極上×ブラジリアンウォルナット小豆杢・極上フレーム 93,000円(税別)
9本目は26cm内径、ティアドロップナロー・カーブフレームです。
涙滴型のフレームがグリップ付近で急激に細く絞られ、さらにわずかなカーブ形状をプラスした繊細かつ優雅なフレーム。渓流でのアベレージサイズはもちろん、尺オーバーなら尾鰭が飛び出す迫力のフレーミングが可能なサイズ感です。
フレーム材がまた最高にマニアック。両面に使われたブラジリアンウォルナット(でもクスノキ科という謎)は厳選された小豆杢部位。濃厚な褐色、斑模様状の複雑な濃淡は通も唸る極上素材です。さらに中間材には恐ろしいほどの輝きのピッチを刻む栃縮み杢・赤身の「極上」をサンド。
そして最高品質を誇る鹿角。深く、濃厚に刻まれた模様部分は濃茶色のフレーム材に呼応するように茶が入る個体をセレクト。 またやや扁平型で握りやすい形状の角が使われています。
レザーソングはライトブラウンカラーでフレーム、グリップ、網色とも色調が合わせてあり、大変統一感のある美しい仕上がりの一本です。
つづく