サイズ#8
原案はミシガン州トラバースシティの床屋であり、フライタイヤー、フライフィッシング愛好家だったアート・ウィニー氏によって1940年代に考案されたミシガンホッパーとされています。
その後1950年台後半に、釣り作家ジョー・ブルックス氏の著書「The Complete Book of Fly Fishing 1958」によって有名になったことで、今日ではジョーズホッパーと呼ばれています。
レッグは本来、後年このパターンを元にデイブ・フィットロック氏によって考案され世界的傑作となったデイブスホッパーによって組み込まれる要素ですが、あえて時代を混合し、クラシックホッパーフライの歴史を1本で表現。細かいディテールを紐解くと、時代の矛盾が面白い、遊び心を入れた一本です。さらにテールも本来ハックルファイバーを使用しますが、デイブスホッパーのマテリアルであるカーフテールを使用し浮力を確保、出来るだけ水平浮きを維持するよう目論みました。また実は沈めても非常に有効である事がわかっています。