2024/05/145月15日販売コンパクションネットをご紹介-その3
【クラロウォルナット(ソリッド)BigGame40】税別35,000円 消費cマイル:3000(夕の部にて販売)
8本目は世界中に数百種あると言われるキング・オブ・銘木「ウォルナット」の中でも、ブラックウォルナットを台木に、ヨーロッパ産のイングリッシュウォルナットを接ぎ木したことで生まれた変異種「クラロウォルナット」。
なんといってもその魅力は複雑極まる色彩にあります。ブラウン、グレー、オリーブ、レッド、時にパープルさえも混ざるその表情は、あらゆるウォルナットの中でも一等変化に富んでおり、銘木の魅力が凝縮されています。通や木工家などウッドを数多く見てきた方ほどこの樹種に魅せられている人が多いように思います。
そして最大の特徴はグリップが「ソリッド」である事。職人ヤマギシトモヒロ氏いわく、このコンパクション構造を思い付いてから最も製作してみたかったのがこのソリッドグリップだったそう。クラロウォルナット塊から削り出された無垢のグリップなんで、なんて贅沢・・・(ゴクリ)。シンプルにしてコンパクションネットの概念が凝縮された一本です。
【マーブルウッド瘤(コア:ウォルナット)BigGame40】税別40,000円 消費cマイル:3000(夕の部にて販売)
9本目は謎が謎を呼ぶ銘木「マーブルウッド」。現在市場での流通はほぼ皆無。今では新たな入手は極めて難しいのだとか・・・(汗)この樹種に関しての記述は国内外で様々ありますが、実は「マーブルウッド」という樹種はなく「俗称」。結論から言うとその出自と木種は、正確にはわからず、今となっては確証を得るのは難しい迷宮入りレベル。迷宮に立ち入りたい方はぜひ一度調べてみてくださいませ(笑)。
ただ一つ言えるのは「この上なく美しい樹種である」ということ。瘤材でありながら縮み杢のシルクのような輝きを併せ持っており、金〜褐色のグラデーションに散らばる複雑な瘤目と木理。難しい説明など吹き飛ばしてしまう説得力があります。
コア部分は、世界三大銘木の一つ「ウォルナット」。シンプルで奥深く、かつどんな銘木とも調和して引き立たせる名材です。正面はマーブルウッド瘤の美しさに酔いしれて、横面はウォルナットの味わいに息を呑むコンパクションネットです。
【スタッグモデル 3012TDR(黒檀×楓縮み杢・超極上×黒檀フレーム)】税別80,500円 消費cマイル:8000(昼の部にて販売)
スタッグモデル1本目は30cm内径、ティアドロップラウンドフレームです。最もベーシックで鹿角の有機的な曲線にマッチする涙滴型。渓流はもちろん、中流、本流で尺オーバーを狙うにも最適なサイズ感です。
雄鹿の生命力が息づいているかのような迫力と優美な曲線、そこから滑らかに繋がるフレーム。中間に使われた楓縮み杢は「超極上」。その輝きの明滅は恐ろしいほど細かいピッチを刻む最高グレードです。
フレーム両面は森のブラックダイヤとも形容される「黒檀」。唐木三大銘木の一つにも数えられる名材です。並外れた密度、耐久性に加え仕上がりの美しさも超一級。漆黒のフレームが鹿角のグリップ部分を彩る、豪華絢爛な一本です。
【スタッグモデル 3010TDN(ブラジリアンウォルナット玉杢・極上×楓縮み杢・極上×ブラジリアンウォルナット玉杢・極上フレーム)】税別84,000円 消費cマイル:8000(昼の部にて販売)
スタッグモデル2本目は30cm内径、ティアドロップ・ナローフレームです。涙滴型のフレームがグリップ付近で急激に細く絞られた繊細で美しいフレーム形状。こちらも渓流はもちろん、中流、本流で尺オーバーを狙うにも最適なサイズ感です。
フレーム材がまた最高にマニアック。両面に使われたブラジリアンウォルナット(でもクスノキ科という謎)は厳選された極上の玉杢部位。濃厚な褐色の濃淡にニヤリとしてしまう貴方は、しっかりディープな銘木沼に落ちています(笑)
グリップ部分も文句の付けようのない美しさ。野生味ある凹凸感、深く濃く刻まれた模様と流れるような曲線。さらに自然界の刹那を切り取ったようなネットカラーの繊細さ。全てが気品溢れる極上のランディングネットです。
今回の販売は以上11本のラインナップです。明日の販売をご期待ください。