「釣れなくても釣り。」50歳を過ぎたら、嫌味も負け惜しみもなしにこれが言えなければ、趣味人としてどうなのかと言いたい。成功、実績、結果、欲望、夢、仲間、絆ばかりを語れば疲れてしまいますよ。少しの時間でも、住む場所を遠く離れるだけで、頭の片隅にある責任や義理などから少しだけ解放される。親の介護や仕事の重圧。歳を取るってそういうこと。
だからこそ、そんな時間を持てるのが釣りだけで何が悪い。投げるごとに飛んでいく不安、吐き出される憂鬱。自分だけの気分転換、わがままな自己満足が真っ先に昇華する、カスケットはそんな釣道具を提供したい。この大事な気持ちを再認識させてくれる、グダグダな「釣れなくても釣り。」を僕は水上くんとの初釣りで楽しんだのだ。
今日は成人の日。今は18歳だって驚いた。久しぶりの友人との再会に喜んだり、疲れたりした人もいたでしょうね。（苦笑）友達は一人だけいればいいんですよ。本当に強い人は大抵一人で居ますからね。ところで、おじさん、
これ見て朝から泣きました。
白くなった髭でエルクヘア・カディスが作れないかと思った。冗談はさておき。余剰生地で作ったドゴールキャップが数枚あります。今回の生地はくたびれて白くなっていく変化がナチュラルに移行する気がします。１８歳にも白髪にもきっと似合う。ところでゲンズブールは2月納品予定で進行中でしたが、生地の入荷遅れでずれ込みそうです。ルーカステイラーも最終調整中。日本のモノづくり、渋滞中のようです。納期分かり次第、またご案内します。納期は遅れそうですが、もう少し受付できます。
