2022/07/19クラロウオルナット
本日の18時からの購入制限のないベゼルグリップの販売がございます。まだ残っている樹種をスタッフの康平も紹介していますが、私からはクラロウオルナットを推します。もちろん写真の現物の販売があります。
クラロウオルナットは一見の派手さはないので、「映え」を重視される方は手を出されません。しかしリールを装着し、その手に取ってみると濃淡グラデーションの複雑な模様に気がつきます。
それは瘤と杢を併せ持つ美しさでクラロウオルナット独特の濃淡の根源は褐色のブラックウオルナットと灰褐色のイングリッシュウオルナットを掛け合わせた樹種であること。この二つの遺伝子が混ざり合った証なのです。
手に取られた方には、このクラロウオルナット生出と濃淡に秘められた遺伝子の重なりに樹木の浪漫を感じていただけること請け合いです。
それにもう一つ、ブラックウオルナットは輸入がほとんどです。現在円安により輸入材が高騰しています。(ウッドスタンドも次回の製作より値上げします。)スマホの画面で見る切り抜き画像では分かりにくく人気がないのが残念ですが、ただでさえ高価なクラロウオルナットがこの先、釣具として、そしてオールウッドな姿を見るのは稀になることは間違いありません。
2500Cもかつては10,000円以下で取引されていたので、私が目を付けたのです。すでに人気のあるものよりも、真価を見る方にクラロウオルナットなどの秘やかな希少木が届きますように。
2500Cもかつては10,000円以下で取引されていたので、私が目を付けたのです。すでに人気のあるものよりも、真価を見る方にクラロウオルナットなどの秘やかな希少木が届きますように。