2019/06/28入荷スタッグネットご紹介
Tクラフトの土屋真一氏によって造られるランディングネット「スタッグモデル」。フレームからグリップエンドの先端にまで行き渡った氏の美意識は、数多ある模造品など寄せ付けない圧倒的な存在感を生み出しています。そして素材を見極めるセンス、仕上げの美しさも最高峰。まさに工芸的な域にまで達している類稀なランディングネットであると言えます。今回はそんな中でも特にフレーム材に拘り抜いた6本が入荷。販売は7月01日(月)を予定しています。
■内径26cm【黒柿孔雀杢・極上+栃縮み杢・極上】¥86,000(税抜)
まずは銘木の最高峰「黒柿孔雀杢フレーム」。柿の木の中でも数十万本に一本とも言われる確率でしか出現しない超希少杢。その名の通り、黒柿の中でも孔雀の羽が描かれたかのような模様が広がるのが特徴です。こちらはその中でも、模様が密集した「極上」の部位を惜しげも無く使用。まさにフレームに孔雀が棲まう一本です。
■内径26cm【神代杉+栃縮み杢】¥56,000(税抜)
続いて「神代杉フレーム」。地殻変動などにより、千年以上もの間地中に眠っていた杢を「神代」と呼びます。酸素が遮断された地中で酸化、風化する事無く、気が遠くなる程の長い時間を掛けて大地が染め上げたその緑灰色の杢肌は何とも表現しがたい風合い。眺めるたびにロマンを感じずにはいられない奇跡の銘木なのです。
■内径22cm【バストゥーンウォルナット/カーリー・極上+栃縮み杢・赤身】¥61,500(税抜)
ブラックウォルナットを台木に、ヨーロッパ産のイングリッシュウォルナットを接ぎ木して出来る品種「クラロウォルナット」が、さらに「イングリッシュウォルナット」と自然交雑する事のみで生まれるのが「バストゥーンウォルナット」。別名:パラドックス・ウォルナットとも呼ばれ、その出現確率の低さはまさに天文学的。数ある品種のウォルナット中で最も希少と言われる銘木です。緻密で激しいカーリー(縮み)模様は、この種特有で大変美しいフレームに仕上がっています。
明日の紹介に続く