2019/06/25フライウェイトブーツ詳細レビュー
販売以来、絶賛の評価を受けているシムスの「FLYWEIGHT BOOT」。僕も愛用していますが、確かに良い!!
では何が良いのか!?本日改めてその魅力を紐解いていきたいと思います。
■魅力その1「SIMMSラインナップ中ブッチギリの軽さ」
なんてったって軽い。つまり疲れないんです。G3ガイドブーツと比べるとなんと約42%も軽量。もちろん、なんでも軽けりゃイイって訳ではないですが、渓流において「軽さ」がひとつの武器になるのは間違いありません。
■魅力その2「柔軟性とサポート力の絶妙なバランス」
通常、靴を薄く軽くしていくと、その分サポート力(保護力)が劣っていく傾向にあります。ところがこのフライウェイトブーツ、足先が返る柔軟性があるのに岩にぶつけても痛くない防御力が有り、足首が動かしやすいけど、フニャフニャではない。つまり相反する設計のバランスが非常に優れているのです。
■魅力その3「軽さと耐久性の両立」
素早い紐の締め上げと軽量化を実現する「スピードレーシングシステム」。そして最も磨耗するサイドをまもる為のシールドに採用したのはTPU(サーモプラスチックポリウレタン)フィルム。耐久性があるのに薄く、柔軟性があります。縫製を無くす事でほつれる心配すらなくし、軽量化にも繋がっています。(いやホント流石です。)
■魅力その4「地面を掴むようなソール」
スタッドをねじ込んでいると特に感じるのがソールの柔らかさ。これは表面のビブラムではなく、中間層のミッドソールによるものと思われます。おかげでソール全体が地面の形状に追従して、ロス無くグリップ力を発揮してくれます。肝心のビブラムソールのブロックはサイドにまで配置してあり、四駆のオフロードタイヤのよう。まさにあらゆる方向から地面を掴むような設計なのです。接地面の柔軟性を失わないよう少なめがオススメですが、スタッドを装着すると更に安心。
【総評】
実は過去にもシムスで軽量をうたったブーツはありました。しかし正直もろかった…。しかし「FLYWEIGHT BOOT」は違います。軽いのに、強い!そして過去に無いほどの柔軟性を持たせた非常にバランスの良いソール。これまでのビブラムで満足しなかった方、初めてのビブラムソールを検討中の方は是非このブーツをお勧めします。