2018/10/18コンクルージョン紹介・メイプル瘤
この刻まれた模様のなんと美しいことでしょう。緻密な繊維のうねりと濃淡は砂絵による作品のようです。
しかしながらこのメイプル瘤、離れて見ていてもその美しさには、なかなか気付けません。優しい色合いと密な繊維は、遠目だとまるで目立つ事を控えているかの様に見えるのです。
ところがしっかりと向き合いレンズを向けると、その表情はカメラを向けられた女性の様に一変します。力強く、繊細。だけど決して主役(魚)よりも目立とうとはしない静かな美しさ。
色鮮やかな渓魚だからこそ、ぜひともこんな一本で優しく掬い、写真に納めて頂きたいと思うのです。
本日は10月22日に販売予定のコンクルージョンより「メイプル瘤」のご紹介でした。