2018/05/14RB51MLS誕生
雨上がりの陽光の下、近所で暇を持て余すおじさん(ミスター110)と皐月鱒を探しに出掛けました。ミスターは定年退職間近で、時間は死ぬほどあると言いますが遠くまで一人で運転するのがしんどくなったそうです。僕も皐月を狙うのに毎回往復600kmの日帰りはきつかったので一緒に行くことにしました。
早朝から出かけ、「帰りは飯を食って帰るね」と両嫁に伝えると両方とも「よっしゃー!」とメッセージが帰ってきて二人でズッコケました。どこの夫婦も歳取るとこうなのね・・・(苦笑)さてヘリテイジベスト(仮)はテストを繰り返して細部を詰めています。カメラバッグももうじき発売開始します。
本流釣果は結論から言うとダメでした。大方の予想が下流との評判でしたが、諦め気味の昼頃に上流へ行くと40超えが1バイト1チェイス。朝からこっちだったねと笑うしかありません。目指す40超えはまた二人で挑戦します。そして別場所でRB51MLSの本流性能をテストしていましたら、この魚がズドン。皐月鱒というには小型ですが、RB51MLSのテストにはちょうどいい相手。RB55MSと遜色なく瞬時フッキングを決め、余裕の誘導ができました。もう少し大きいとそれなりに絞られて苦労させられる(楽しめる)だろうなと言う感覚です。
RB51MLSはレボリューションRB55MSのバックハンドで決まりやすいキャスト性能を引き継ぐショートロッドです。RB48MLSとRB55MSのティップは数値的にはほぼ同じ硬さなのですが、RB48MLSは短いゆえに曲げづらく固めに感じます。それに比べてRB51MLSのティップセクションは柔らかく感じるようにセッティング。
結果、RB55MSよりも短いながらも同じような感覚でバックハンドのティップキャストがしやすく狭小な渓流やボサの多い川でのコンパクトキャストがさらに得意なロッドが誕生しました。これまでRB55MSは渓流の万能ファーストテーパーロッドと説明してきましたが、この51が加わったことで狭小な源流域やパワーを落として渓流魚を狙うことができ、楽しさが広がると思います。ボロンハンドルはBタイプ時の長さ表記ですが個人的にはAのベリーショートグリップが好みです。ベゼルグリップ版はまだ出来ていません。こちらもベリーショート推奨ですがシングルも問題なく合わせることができます。いよいよ渓流シーズンど真ん中。本日よりRB51MLSの受付を開始いたします。